挿し木して、鉢に植えたレモンの木が大きくなったので、今年2月に畑に植え替えた。しかし、4月に成ってそれを見に行くと茶色くなっていた。枯れてしまった。矢張り、北風の当たる場所に柑橘類(かんきつるい)は育ちにくいのかと思った。

 

 

 

 それで庭に植えてあった実生4年目の梅と選手交代させようと思った。庭の梅を根の土を落とさない様に掘り、自転車の前かごに入れて畑まで運んだ。レモンの木を無造作に引き抜いてその場所に鍬で穴を掘った。掘って持ってきた梅の木の根がはみ出さない様に、穴に入れ、根の上に土を被せた。何かしていて時間が経つのは早いので、今度いつ見にこれるだろう・・・・、知らない間にこの梅の木は雑草に覆われてしまうかも知れないとふと思った。夏に成って雑草に覆われてしまった梅の木の周りの草を刈る時、折角の梅の木を雑草と一緒に刈り取ってしまわないとも限らない・・・・馬鹿防止のため周りに杭を打った。最後にバケツを持って、畑の近くに流れている川に行き、水を汲んできて梅の木の根元に掛けた。大きくなって白い花を私に早く見せておくれと声を掛けて家に帰った。