ランブラス通りのカラルーニャ広場に近い
安宿に決めた。
1泊シングル3000ペセタ。
宿の夫婦が口論をしていたので、
休憩することなく早々に外出した。
ガウディとピカソの街。
そして中世に迷い込んだような
カテドラルを中心に広がるゴシック地区。
サグラダ・ファミリア(700ペセタ)
感性の鋭い子供だったら、悪夢を見るかもしれいな。
モンジュイックの丘から見た、焼きトウモロコシのような、
塔の中も登った。
それにしても、キリスト教の表現技法として、この閃きは
唯一無二だろうと思う。
グエル公園も、不思議な世界だった。
僕の知る西洋の美的感覚を超えていた。
当時は、モザイクのベンチも完成前だった。
モデルニスモの代表建築家ドメネク・イ・モンタネールの
カタルーニャ音楽堂も、ガウディの作品と勘違いして見ていた。
ピカソ美術館(250ペセタ)いわゆる「青の時代」の作品群が
印象的だった。ピカソは青春時代をこの街で過ごした。
ガウディ・ピカソ・ミロ・ダリ、、、、やっぱりスペインって刺激的な国だ。
そしてピカソほどいやらしい画家はいないのではないか。
どんな技法も可能であることを見せつける。
天才のなかの天才だな。