歩けども歩けども、僕の感激は終わることがなかった。
(そう、振り返ると旅って発見の連続だった)
「TOWER EIFFEL?」で尋ねても、
全く理解してもらえなかった。
まず、エッフェル塔を見たかった。
ほんとベタな観光客。。。
当時、僕の英語がイマイチだったのか?
いわゆるフランス人の英語嫌いだったのか?
なかなか通じない僕は、キオスクで絵葉書を買った。
そして、「ここに行きたいんですが。。。」
尋ねたメトロの職員さんは、
「ウィ」と言ったのか、「セボン」と言ったのかは
憶えていないが、「LA EIFFEL!」
と即座に、メトロマップ上の
BIR HAKEIM駅を指差してくれた。
な~んだ、タワー・エッフェルで駄目なのに、
ラ・エッフェルなんだあ。
実際、この最初のパリでの体験が、
のちのちまで、カタコトのフランス語でさえ、
しゃべらず嫌いとなった。
(「長い旅」で西アフリカのマリに行った時に、
使わないと旅ができない
状況になるまで。。。)
東京タワーよりもシックなのは、色使いだけでなかった。
周囲の環境が違ったのだ。
シャン・ド・マルス公園とセーヌ河、イエナ橋、
シャイヨー宮に囲まれている。
真下で見るエッフェル塔よりも、
シャン・ド・マルス公園からの姿が、絵になった。
