ヒポドロームは「王道」だった。

スウェーデンの代表バスケット選手がいたり、

ビール瓶(あちらでは、瓶のまま出すことがあります)

を飛ばしながらのケンカがあったり、

韓国人女性から、熱いラブコールがあったり、

踊ったり、踊ったり、

盛り上がっていた。


さてさて、カオリさんと帰ろう!とクロークに進んだ。

少し韓国人女性に後ろ髪ひかれながら。。

すると、僕のダウンジャケットがないという。。。

カオリさんのコートと一緒に預けたのに。。。

カオリさんが、どういう風貌の男性に預けたか説明したが、

そんなスタッフはいないという。

実際、探したけれどなかった。

新しかったとはいえ、ノースフェイスのダウンジャケットが盗まれるとは。。。

(当時、日本で流行っていた。。。)

冬の支度は、そのダウンだけだったから、その意味ではショックだったけど、

不思議と、腹立たしくなかった。

なんと、ダウンの下はTシャツだった僕は、真冬のロンドンを

真っ赤なTシャツで闊歩した。

「COOL!!」

朝まだきのロンドンの路地で、

すれ違う人々に、そう言われ握手を求められた。