モスクをハシゴしていた。

ブルーモスクは、予想通りの空間だった。

そう、空間。

イスラム教は偶像崇拝を禁じる。

ヴァチカンの華美な装飾と比べると、そこは空間だった。

ただ、祈りの空間だった。


歩いていた。

ただ、ただ歩いていた。

いつの間にか、雪が止んでいる。

晴れていた。

ガラタ橋のたもとで、サバ・サンドを買った。

ガラタ塔に登ったり、エジプシャン・バザールを冷やかしたり、

イスタンブール大学あたりを彷徨って、トプカプ宮へと

足をむけた。