ミラノには1泊しかしないで、トリノへ行くことにした。

それというのも、ノリコさんやヤスパーとの再会に

味をしめた僕は、ミラノでもアライさんというセビリアで

会った男性に再会を望んでいたが、不在だったので、

ロンドンの英語学校で同級生だったロベルトに会いに行く

ことにした。

結局、一人が寂しかったのかもしれない。

1泊のワリには、駅から遠いユース・ホステルに宿泊した。

宿に荷を置くと、市内へ出かけた。

硝子天井と装飾の美しいヴィットリオ・エマヌーレ2世の

ガレッリアや市中のブランド店は、ミラノのイメージ通りだった。

日本人観光客もたくさん見かけた。

それも、コじゃれた服装の女性ばかり。

こんな旅のスタイルの日本人女性は、エジプトにはいなかった。。。

夕食は、ドゥオーモ広場のピザ屋で食べた。

ライトアップされたゴシックの壮麗なドゥオーモをバックに、

かぶりつくMサイズのピッツア。

やっぱりピザって、イタリアだと美味しい。


翌朝、宿で昨晩意気投合したミネソタのジョシュ君と、

サンタ・マリア・デッレ・グラッツエ教会のオープンを、並んでいた。

もちろん、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を見るため

だった。彼は、二枚目なんだけど、ベタベタのナマッタ英語

を話す。僕には聞き取りにくいけれども、早口ではないし、

口数も少ないので、わかりやすい。

そうだな、例えるならオダギリジョーが盛岡弁を話すというところか。

とても、かわいらしい好青年だった。

レオナルドの壁画は初めてだったが、訴えてくる何かがあった。

そこに光を感じた。

今のように、ダ・ビンチブームではなかったけど。

あとはスフォルツェスコ城だけ見て、ミラノを後にした。