途中、食料やミネラル・ウォータ-を積んだトラックは、
しばらく市街地から走った。
窮屈な荷台から降りた僕ら一行は、始まりから楽しめた。
竹で編んだ1本の吊橋を渡る。
今、写真をみかえしても心もとない不安定さだ。
1時間くらい歩いたのだろうか。
すると、数頭の象の姿があった。
ここから象に乗って移動するとのことだった。
1頭の像に3人が乗る。
2人は象の鞍の上で、1人は頭の上にまたがって。
頭の上にまたがると、象の剛毛がちくちくと痛いのだった。
象って毛があるんだなー。
なんだか、夢のような象の乗り方だった。
僕は、ドイツ人グループの2人と相乗り?した。
話してみると、その男性は、一人だけデンマーク人とのことだった。
ミュンヘン在住のデンマーク人ヤスパー。
彼とは、その数年後の旅でも2度ほど再会することとなった。
象使いの少年たちは、象の目の下あたりを狙って鞭を入れる。
どうしてそういう「しつけ」が必要かというと、象は凄まじい食欲で、
移動中も、すぐに草木を食べだして休憩してしまうのだった。
象での移動は、必ずしも快適というわけではなかったが、とても
楽しかった。
そして、初日に宿泊する村へと到着したのだった。