昨晩、アブハからジェッダへ移動していた。

メッカ、メディーナの2大聖地の玄関口であるジェッダ。

紅海に面した、この国最大の商業都市だ。

昔ながらのアラビア世界の雰囲気が残る街中を散策し、

ナシーフ・ハウスへと訪れる。

19世紀の大商人ナシーフ家の建物で、現在は博物館になっている。

家の中の上階へと、駱駝が登っていけるほどの広い階段や、

屋上からの旧市街の街並みは、印象的だった。

スークも見所が多く、買い物しがいがあった。

「紅海の花嫁」と呼ばれるこの大都市の締めくくりは、ジェッダの港から望む

大きな夕日だった。


翌日、メディーナの近くまでゆくことができた。

遥か遠方に見える、預言者のモスクのミナレットを眺めただけだったが。

ここは、もともとユダヤ人の多い地域だったらしいが、5世紀末にアラブ族が

大量に侵入して、追いやったとのことだ。そして、622年ムハンマド(マホメット)

がメッカからこの地に移り住んだことから、メッカと並ぶ聖地となった。


しかし、なぜ遠望しかできないかというと、非イスラム教徒は、立ち入り禁止だから

だった。モロッコやエジプトとは、異教徒へのスタンスが異なるのだ。

まあ基本的には、お祈りをする場所に、観光客が大挙するというのは、思わしく

ないだろうなー。