忘れもしない。

シンガポールでは、MRTに乗っているときだった。

ジーンズの膝下をカットして、Tシャツはヒンドゥーの神様。

背中には大きなバックパック。という格好の僕に対して、

シンガポール人の青年二人が、

「こいつ頭がおかしいよなー?」というようなことを英語で

話していた。

黙っていた僕は、降車するときに反撃した。

Fワードも含む、汚い言葉で、その二人の不細工さをなじって

降りた。

でも、それだけシンガポールという街には、汚らしいバックパッカー

は似つかわしくないのかもしれない。


JBの愛称を持つジョホール・バルの街。

今では、日本代表サッカーの劇的な場所として知られているが、

当時は、そうでもなかった。

国境の街であり、コーズウェイという陸橋で結ばれている。

シンガポールの整然さに耐えられなくなった僕は、出国した。

シンガポールからマレーシアに帰ってくると、なんだか落ち着いた。

それにやはりイスラム教国だなーと実感する。


その後、KLに帰った僕は、BATU CAVEに行き、ヒンドゥー寺院を見たり、

有名なフィッシュ・ヘッド・カレーを食べたりしてマレーシアを後にした。


※余談ですが、その後シンガポールを訪れることがあった。

インターコンチネンタルやリッツカールトンなどに宿泊したのですが、

とっても楽しかった。

セントーサ島もよかった。

バックパッカーには、むかないかもしれないけれど、どんな国でも1度で

印象を決めてしまったら勿体無いと僕は思います。

それにしてもこのときのシンガポールは駄目でした。

さてマレーシアは、また是非訪れなければ!という印象はないんですが、

マイルドでよい国なので、タイ方面から南下してシンガポール、インドネシアと

向かうバックパッカーの方も、素通りしないで、少し立ち寄ってくださいな。


べにまと