宿へ戻り、チェック・インする。

部屋のカーテンは、血のような真っ赤。

ベッドカバーも。この部屋に泊まる、ガーナ人の美人を想像すると、

なんとなく、絵になる。

でも、僕はなー。嫌だなー。

それにしても、結局ベナンには行かないことにした。

(「ベナンの女」参照)

ベナン、トーゴという西アフリカの小国と大国ナイジェリア。

この3カ国に行こうという気力は残っていなかった。

ラゴスなんて、名前を聞いただけで怖い。

(ポルトガルのラゴスではない)

もう西アフリカは満足していたのだ。

それに、だんだんホームシックのように日本に帰りたくなってきていた。


真っ赤なベッドに沈みながら、長い長い一日が終わるのだと感じた。