この、まっ暗なバンの車内に押し込められて、不安な気持ちを
かかえている。
ドアもツギハギだらけだし、なにより天井が抜けそうな木で補強
してあるバン。
しかも車内は、沈黙。
なんだか拉致されている気分。
そして、さらに!このバンすら乗り換えることになる。
満点の空の下、といっても夜空。
次は、ブッシュ・タクシーとのこと。
もう、どうにでもなれ!
しかも、このまっ暗闇の場所で、しばらく待てという。
ドライバーが声をかけるまで!らしい。
そりゃ無理だよ旦那!と言いたいが、そんなフランス語は知らない。
あきらめて、しばらく横になることにした。
だって、みんなそうしているし。
街灯なんてないのに、どうやらジャンクション的な場所なのか、
バスや小型車がたくさん停車している。
すると、この闇のなか。
夜空には、水玉模様のような星空が広がっていた!
大きな夜空に輝く星々。
空気は乾いていて、風もなく、なんと心地よいことか。
背中のアスファルトの感触も悪くない。
少し心配なのは、轢かれないかどうか。
念のため、ブッシュ・タクシーの正面に移動して、横になった。
もちろん、バックパックは、出発まで僕自身で管理することにしていた。
ああ、でもなんて美しいアフリカの夜空だろう!!