メラニィが珍しく怒っている。

それもわかる。カミオンの状態は凄いを越して、ひどい。

イメージとしては、体育座りしたまま動けないくらいの窮屈さである。

僕も、前のおやじの体重のかけかたにむかついていた。

まさに、(座ったままという違いはあるが)朝のラッシュの埼京線の電車内のようだ。

(総武線でも、京浜東北でもいい。大阪ならなんだろう?)

カミオンは、人だらけだった。

けれど、モプティの街から出発する際の、トラックの荷台の高さの位置から

見る、美しい夕日がよかった。そして、すぐに月に変わった。

カミオンに乗るのが、一人だったら、どうなったかな。

それと、むかい風が強いので、風邪ひかないようにしよ。

なんだか足元を、なにかが這ったようだ。むずむずしている。

き、きもち悪い!虫かなにかか!

人を積む前の荷物は、食料などだったが、虫がいてもおかしくない。

それでも、カミオンは走る。

でも、たった7キロ進んだら、カミオンは止まってしまった。

どうなることやら?