ルースに、「来年も来てね」と見送られる。
カモメと鰯の街ナザレを去る。
途中寄ったリスボンでは、ミックがまだユースに滞在していた。
いよいよ、アフリカへ向かう。

リスボンでは、一気に飛行機で、カサブランカに飛んで
しまおうかとも考えた。予約もしてみた。往復200ドル。
とてもリーズナブルな価格だった。

けれども、バスでアルヘシラス(スペイン)に着いた。
しかも定刻の40分前に。
宿は、バスターミナル近くの安宿で、早々決めた。
受付のカルロはモロッコ人とスペイン人の間で生まれた男性。
ここ、アルヘシラスの街では、いよいよアフリカ入りする前の
最終準備もするつもりだ。
その1つに、薬関係の充実がある。予防注射もしたい。
カルロに書いてもらった地図をもとに、病院に行く。
近代的だが、英語が通じない受付。
何人かに、用件を話してみると、ある看護婦さんが内線電話をしてくれる。
そして、ある病室に連れてゆかれる。
今考えると、ある意味こわい。
どーやら予防注射の病室?(そんなのあるか?)
結局、英語の話せるドクトルに、ポリオと脳炎の予防注射をしてもらった。
2つ同時でよいのか、わからぬまま。臀部にしてくれた。
しかも、無料だった。
「場合によっては、熱がでるかもしれないよ」と先生。
気分転換に、中華料理でも食べようかと、目をつけていたお店に行くと
、休みだった。休みとなると、余計に食べたくなった。
北京で食べた、トマトと卵の炒め物が忘れられない。
「カサブランカ」という名のモロッコ料理レストランで夕食を食べた。
港では、アザーンが流れている。もうイスラム圏に入るのだなと感じた。