ベニマトで迎える朝は、肌寒かった。

昨日くらいから、シャールとしっくりこない。

彼のペースに、リズムが合わないようだった。

英語が苦手な彼とは、もちろん言葉の問題もあった。

僕も、フランス語をかたことづつだが、使うようになってきたのだが。

お気に入りは、「サバ?」だけでなくなったのだ。

あと、物をくれという子供たちには、「カドー・テレボロ!(あげるものははないよ!)」

という言葉も憶えた。現地語らしいけど。

バンカスまでの帰路のトレックは、なんとなく切ない。

二度と来ないと思うからだろうか。

バンカスに戻り、髭をあたり、シャワーを浴びてリフレッシュする。

ガイドに少しチップを渡し、早速郵便局へ急ぐ。

「ドゴンのドア」を送るためだった。

が、バンカスからは送れない!とのこと。モプティから送れ!とのことだった。

こりゃ、大変なことになったぞ。

こんな重いものを担いで、移動するなんて!!!