仙台駅前の紀伊國屋書店で、スティーヴンキングの文庫を買い占めたのは私です!

昨年末から、ちょっと物理的にゲームが出来ない状況だったので今更プレイだけど

……やりやがったなヨコオ……!(良い意味で)

レプリカントの唯一の欠点「マップが狭い」が解消されてる!フィールドの総数は大差ないけど、やれる事が増えてるし、ガチでもヌルでも自分のペースで楽しめるように設計されてる
何より音楽と効果音(川のせせらぎ音とか)とグラフィックが心地良くて美しくて、何もしないでボケーッとしていたい

あと、レプリカントの時は、宣伝で煽るほどの狂気は感じなかったけど(DODからのヨコオファンからすると、健全過ぎて眩しいくらい)
コノママジャダメとか遊園地とか、もうたまらない病みっぷり←変態

キャラクターも良い。9S、最初は軽薄でウザい印象だったけど、Cエンド以降は健気すぎて泣けた。あと膝小僧が至高。
しかもキャラデザが吉田さんとか、何これ私の冥土の土産か何かですか本当に本当にありがとうござ(五体投地)

初っ端からいきなりシューティングゲームで(←死ぬほど苦手)30回ぐらい死んで、ポッドのカスタマイズ機能を知らないせいで、そこからさらに50回くらい死んだけど、投げ出さないで良かった……!

結論:満足。
髪が伸びたので、若返って見えるかな?とお下げに結ってみたら

どう見てもネイティブアメリカンの酋長だった

ギリギリのライン(ややアウト寄り)で己を客観視出来た自分を褒めるべきか
それとも、若返りにも限度があんだろうよと自分にツッコミを入れるべきか
理不尽なクレーマーに腹が立っても、別のお客様に倍ぐらい丁寧に接客して「ありがとう」と言わせたら自分の勝ち。
一見爽やかだけど地味な表紙、裏表紙は一転して不釣り合いなほどハードなSF

……

これ絶対初見で損してるってェエエ!!売る気あんのかよォオオオ!!!

と余計なお世話で身悶えするほどに、中身はガッツリ濃くって面白かった
1巻(というか1話)から全開で畳みかける畳みかける、全力でSFだけど、この作者特有のノンビリした不思議な間とのバランスが相変わらず最高
リンゴの子しかり、扱ってる主題はクッソ重くても、直接的には描写しない(絵面の余白も含めて)読み手の想像に委ねる匙加減が絶妙だと思う

同じテーマでも、大友克洋だったらもっとコッテリ描き込んでただろうし、士郎正宗だったら文字だらけになってただろう(どちらも、それはそれで好きですよ)

いやー……これ続きどうなっちゃうんだろ……
連載のブツ切りペースには耐えられないから、次巻が出るまで待つけど(出版社さんゴメンなさい)、着地するまでキッチリ連載が続きますように

リンゴの子が大層ツボにはまったから(武蔵も好きだったのに打ち切りくさい終わり方で残念)、結構期待して(ハードル上げて)読んだら、軽く超えてきたわ
ただ、面白かったから万人にオススメできるかというと、その点は、うーん……
私はたまたまSFも大好きだから、多少説明がなくても『そういうモン(世界観然り)なのね』で読み進めてしまうけど、訳分からんツマンネってなってしまう人もいるだろうなって
そういう人に無理強いは出来ないし(する気もないけど)、こんなに面白いのに勿体ないなあ…

ま、掲載誌のITANそのものが『万人受け』を狙ってないんだから仕方ないか

リンゴの子も、東北弁ネイティブでない読者の方には、細かいニュアンスがどの辺りまで伝わってるのか、余計なお世話だけど心配だよ
語尾の『だべ』一つ取っても、濁音と鼻濁音の中間くらいのイントネーションなんだよ…話の大筋には関係ないけどさ