しばらく積ん読しておいたのを、ようやく読了。

…詰め込み過ぎィ!

自分は基本、多少登場人物が多くても一向に構わない、むしろウェルカムなスタンスなんだけど(そうでなきゃFSSのファンなんてやってられませんわ)
人名、地名にカタカナと漢字が入り混じってて読みづらいのなんの
守り人シリーズとまでは行かなくても、獣の奏者くらい(つまり今の倍)の巻数にして、もっとじっくり書いても良かったんじゃ…
世界観も人物も魅力的なのに勿体ないよ~
それぞれの国、村を舞台に一冊ずつ出しても良いくらい
「魂」の概念というか描写は、守り人以上にアボリジニに寄せてきたなあ、と感じた

そして相変わらずの飯テロっぷり
ごく素朴な、炙った獣肉とかチーズとか、もう堪らん

ラストシーンのその後も含めて、余裕で続編が出せそう。
だけど、出来れば短編集じゃなく、一話一冊以上をかけてがっつり書いて欲しい
多少時間がかかっても待つし、待てるからさ。

短編連作だし、表紙がラノベっぽい(←偏見)から、サクサク読めると思ったら、ガチだったorz

宮部の荒神を、「具沢山でもカレーはカレー」と思ったけど、こっちは『残穢』が板蒲鉾で、『営繕~』は笹かまバラエティ詰め合わせみたいな←分かりづらい

帯には「恐怖と感動」ってあるけど、恐怖が強烈すぎて感動が霞みます!1話目からヒィイィ!ってなったわ!
ラノベっぽいのは表紙だけで、各話のタイトル(中表紙?)のデザインめちゃくちゃ怖いし!!祖父江さん相変わらず良い仕事してるね!!
しかもこれ、シリーズ化しても無限にバリエーション作れる奴じゃん!!営繕屋が全話共通(一人)だから、舞台を広げて全国展開は出来ないだろうけど…家の造りが町屋なのが大前提だし…

…だけど、残穢を読んだ限りでは、舞台が団地でもマンションでも全ッ然お構いなしと言うか…作者さえその気になれば、どんな住環境でもあり得る(書きこなせる)であろうところがね、もう

分かった、分かりました。小野先生の筆力を堪能しました。もう、勘弁して下さい

……ところで十二国記の続きは……

何でもないですゴメンなさい
端和様ブスになってね?(´・ω・`)

前巻で、満を持して?戦場に復活した王騎の矛→信がますます化け物みたいに強くなっちゃうのかな…と思ったが、予想に反して、信が全然使いこなせてなくて、ちょっと安心したw
だよね、さすがにまだ時期尚早だよね!

飛信隊のレギュラーも、そろそろ化け物じみてきた(強さのインフレ)けど、そうじゃない一兵卒の新兵共にほっこりした←違
信の初陣話が懐かしい。泥だらけでグダグダで体当たりで、信も最初はこうだったなあ、と
(いや、信は今でも体当たりだけど)

秦以外の国の、未だ世に出ぬ人材!(ドン!)嘗ての六将に匹敵する云々!(ドン!)その悲しい過去(ドドン!)→は、もうお腹いっぱいなので、既出のキャラを掘り下げて頂けると嬉しいです。
その意味で、今回はこれまで今一つ読めないキャラだった王翦が、ようやく正体?を表してきたので、今後が楽しみ。相対的に李牧の化け物度が下がると悲しいけど。敵だけど(ついでに、史実では決着もついてるけど)、やはり李牧は圧倒的であって欲しい。

まあ、最終的には崇原が生き残ってくれればそれで良いんですけどね
宮部の、丁寧な語り口を堪能した。
だけど、粗筋がまんま三島屋百物語の「まぐる笛」。
まぐる~は短編だから、語り尽くせなかった社会背景とかを網羅したのかな?と思ったけど、怪物の成り立ちや退治の仕方が微妙に違う。
登場人物は多いけど、立ち位置が微妙にかぶってて、役割分担をバラしただけに見える。(登場人物を半分にして、役割を倍にしたら、今度は「ご都合展開すぎる!」ってなるんだろうけど…)
それと、これでもか!と盛った悪役よりも、空気の読めない絵師のがムカつく、イラッと来る
迷いの旅籠でもそうだったけど、宮部は絵師に恨みでもあるのかw

好みの問題だろうけど、まぐる笛の方が凝縮されてて良いな、と思う

何だろう、具沢山だけどカレーはカレーじゃん、みたいな。しかも具沢山の方が味がぼやけてるっていうね
しかし、それでも1番の目的「ビッグドライバー」は無かったり(ハシゴした他の書店で入手)、
複数巻のどれかが欠けてたりね、もう。
結局仙台駅前の書店という書店をハシゴしまくって、足の生爪が剥がれたよ!スマホの万歩計見たら2万歩越えてたよ!!←バカです
欲しい本が決まってるなら、アマゾン使えば手っ取り早いのは分かってるけどさー…
店頭で「何か面白そう」な本を見つける喜びは大切にしたいんだよ。頑張れ街の本屋さん!