糸魚川石物語98 相馬御風の文学碑3 | 糸魚川ジオパークのおじさんのブログ

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 相馬御風の文学碑は市内の各地に拡がっています。自由詩や詩歌だけでなく童謡あり、民謡あり、校歌あり、翻訳あり評論家でもありました。戦時中にはそれなりの軍歌まであったようです。こんな文学オールマイティな方は珍しい存在です。
 更に、奴奈川姫の研究から糸魚川にヒスイが産出するのでないかと見通した方でヒスイの発見の端緒となりました。


美山公園ジオサイト付近には次の碑があります。

大空をの碑

「大そらを静かにしろき 雲はゆく しづかにわれも
     生くべくありけり  御 風」
 御風40歳の時の詩 御風が亡くなった昭和25年建立されました。
 


「春よ来い」の演奏器はフォッサマグナミュージアムの前にあります。 
 「春よ来い 早く来い あるきはじめた みいちゃんが
 赤い鼻緒のじょじょはいて おんもえ出たいと待っている」

 

糸魚川中学校には

校歌の碑とたけのこのの碑があります。


 
 糸魚川中学校の校庭にある「たけのこの碑」
 「竹の子の如くすなほに伸びのびと 
         育たぬものか人間の子も 御風」

 
 高速道路蓮台寺パーキングエリアにある碑
「かりそめの遠出なれども夕されば
    旅の心になりにけるかも 御風」


上根知小学校跡の校歌

 シーサイドバレースキー場に近い丘に巨大な岩石に刻まれています。下は拡大写真