糸魚川ジオパークのおじさんのブログ

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日本で最初に世界ジオパークに認定された糸魚川ジオパークの魅力や出来事などを紹介します。


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 糸魚川は古くから大火に見舞われています。今回は火災の警報についての移り変わりをみます。

 昔から火災発生を知らせる警報は「スリバン」でした。現在では聞き慣れない言葉ですが美空ひばりが唄う「お祭りマンボ」に出てきます。

 ♬ おじさんおじさん大変だ どこかで半鐘がなっている 火事はは近いよスリバンだ 何を言ってもワッショイワッショイ・・・・・♬ 

このスリバンは昭和の初期には使われていました。現在はスリバンの意味すら判らなくなっています。

 

  ↑インドネシアの田舎で見かけた木魚の警報装置

 私が現役時代の昭和の末期に外地の田舎を地質調査の為出張した時代がありました。インドネシアのジャワ島の火山に近い所でしたが、

小さな集落のバス停ほどの小屋の前に大きな木魚がぶら下がっていました。危険を知らす警報装置なのです。叩き方によって何の危険かが判るようになっていました。丁度、モールス信号のような叩き方で、火災とか大水とか、火山の噴火や泥棒などの場合まで並んでいました。どんな音がするのか叩いてみたかったのですが・・・

 日本の寺院の鐘なら除夜の鐘・毎日の勤行の鐘など聞きなれてはいますが、現在では火災と思うことはありません。昔は各集落には火の見櫓があり半鐘がぶらさがっていましたが、それも見られなくなりました。

 半鐘にとって変わったのがサイレンで昭和7年の火災の後に、町の中央部に大モーターのサイレンを取り付けたことが市史に記されています。

そのサイレンも今ではサイレンの音はパトカーが交通違反者を追いかけていると想像するのが大半でしょう。

 平成12年頃から防災無線が普及し、個別受信機による受信で居ながらにして、どこで火災が発生したのかが判るようになりました。

また、各家庭には火災警報装置・煙感知器も付けることが要請され約10年たった現在は義務づけられるようになりました。それでも、火災発生の早期発見の必要があり、家屋の密集地帯には町内に連動する

火災警報器が取り付けられました。

↑古い雁木通りの家屋密集地域に取り付けられた連動式の警報装置

 

 大火の改新が進むと便利性は良くなりますが、過去の大火の経験も忘れてきます。昭和7年の大火から80年以上経過した後の今回の大火は火の用心忘れるべからずとの警鐘と捉えなければならないと思います。

 

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