2月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:4124
ナイス数:9

作家 超サバイバル術!作家 超サバイバル術!
読了日:02月01日 著者:中山七里,知念実希人,葉真中 顕

中山七里さんの本はたぶん全部読んでいると思う。

かなりのハイペースで新刊が出ている気がしていたのだが、心身を削って創作しているというご本人の証言にビックリポーン

トイレ1日1回って普通の人間には無理~


タックスヘイヴン TAX HAVENタックスヘイヴン TAX HAVEN
読了日:02月03日 著者:橘 玲
神と黒蟹県神と黒蟹県
読了日:02月08日 著者:絲山 秋子
辛酸なめ子の独断! 流行大全 (中公新書ラクレ 747)辛酸なめ子の独断! 流行大全 (中公新書ラクレ 747)
読了日:02月10日 著者:辛酸 なめ子
能面検事の死闘能面検事の死闘
読了日:02月12日 著者:中山 七里
台湾物語: 「麗しの島」の過去・現在・未来 (筑摩選書)台湾物語: 「麗しの島」の過去・現在・未来 (筑摩選書)感想
大好きな台湾に何度も訪れていたけれど、めまぐるしく変わってきた歴史背景が分かりやすく説明されていてとても為になった。

原住民族、本省人、外省人の意識の違いや世代間の隔たりなど様々な困難を乗り越えて今の台湾がある。

台湾の歴史として本格的に学校で教え始めたのがわりと最近だったとは!

親日だけでは語れない日本に対する思いなど頭に入れておきたい。

おなじみの通りの名前(中山路、信義路…)の成り立ちや、崋山1914文創地区と白洲正子さんとのつながり、面白い蘊蓄をたくさん知ることができた。再読したい一冊。
読了日:02月15日 著者:新井 一二三
生活はクラシック音楽でできている: 家電や映画、結婚式まで日常になじんだ名曲生活はクラシック音楽でできている: 家電や映画、結婚式まで日常になじんだ名曲
読了日:02月17日 著者:渋谷 ゆう子
お金の減らし方 (SB新書)お金の減らし方 (SB新書)
読了日:02月21日 著者:森 博嗣

いろいろと刺さることが多かったので、読書備忘録を残しておきました。
家族写真家族写真
読了日:02月22日 著者:荻原 浩
白亜紀往事白亜紀往事
読了日:02月24日 著者:劉 慈欣

予想通り面白かった~

小さくて武力はないけれど手先が器用な蟻っていうのが、かつてのものづくり=アジア(日本を含む)を比喩しているようで・・・

医学に精通するようになった蟻を飲み込むことで病気を治せる。恐竜じゃなくて人間でもそれができたらいいのにね。

胃カメラを飲む苦痛よネガティブ蟻くらいの大きさにならないものかね。
墓じまいラプソディ墓じまいラプソディ
読了日:02月24日 著者:垣谷 美雨


フツーに方丈記フツーに方丈記
読了日:02月26日 著者:大原 扁理
週末、山の家に行く: 料理、花、インテリアのレッスンノート (PLUS1BOOKS)週末、山の家に行く: 料理、花、インテリアのレッスンノート (PLUS1BOOKS)
読了日:02月27日 著者:土器 典美

アラフィフには懐かしい「私の部屋」(廃刊になってしまったインテリア雑誌)を彷彿とさせるカントリー調、アンティーク風インテリア写真。

そして数々の料理写真&レシピ。

期待していたのと違ったわ~(アタクシ、料理には全く興味ないもので無気力

山荘の生活風景が知りたかったのよ無気力


ウェルカム・ホーム!ウェルカム・ホーム!
読了日:02月28日 著者:丸山 正樹
50代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)50代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)
読了日:02月29日 著者:本田 健

YouTubeでこの本の紹介を見て、動画見るより本で読んだ方が頭に入りやすいと思い読んでみました。

自分にとってこれと言って目新しいテーマはなかったかなぁ。

読書メーター

 

先月はまずまずの読書量でした。2日に1冊のペースウインク

しかもどれもこれも面白かった。

特に絲山秋子の新作。

架空の地方に住む人たちの話なのに「その辺でよくありそうな話」になっているし、

架空の方言、植物、名産品って。「用語辞典」と地図が楽しすぎる。

ずっと黒蟹県に浸っていたくなる不思議。

アタクシの好きな『かもめ食堂』や『めがね』の荻上直子監督の映画みたいな感じ。

 

 

【中古】 かもめ食堂/荻上直子(監督),小林聡美,片桐はいり,もたいまさこ,群ようこ(原作)

 

 

『フツーに方丈記』

鴨長明と大原さんの隠居っぷりが見事に重なる。

大原さんによる方丈記の意訳がめちゃくちゃ分かりやすくて、

あの時代にも疫病があり、天災に何度も見舞われたり、人の流れがどんどんスピードアップしてきたり、現代とほとんど変わらないようなことが繰り返されてるんだなぁと感じる。

鴨長明に先見の明があったのか、日本人は昔から変わっていないのか。

 

コロナ禍(特に初期)の日本、台湾、中国における国ごとの対応の違いを考察している部分がなかなか鋭い。

台湾は「いつか自分も○○○(コロナ、老人、障害者など)になるかもしれない」という行動原理なんだとか。

確かに台湾ではお年寄りや障害者などいわゆる弱者に誰もがフツーに手を差し伸べているのをよく見かける。

 

最後にちゃんと方丈記の原文が載っているので、何度も読み返してみよう真顔