コロナ措置が終わって労働事件は増えるか | 弁護士の労働問題解決講座 /神戸

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弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。


町中では、コロナは終わったようになっています。
マスクを付けない人も少しずつ増えています。

コロナで緊急事態となった際、労働問題がいろいろ出てきました。
解雇・雇止め・給与・助成金・在宅ワーク・・・・

労働問題が色々出てきましたが、裁判所もコロナで及び腰になって、また外出抑制の影響もあって、労働事件はこの2年間ほど減っていました。

昨年から労働審判なども少しずつ増えてきました。神戸地裁では年間110件を回復しました。

もっとも、コロナの直接の影響による解雇とか給与カットなどの労働相談はあまり聞きません。
労働相談の多くは、コロナ関係よりも、ハラスメントが多いのが実情です。コロナの影響で間接的にハラスメントが増えているのかもしれませんが、ハラスメントはコロナと無関係に多いのが日本の職場なのです。