排除していたらヨノナカは動かない | 弁護士の労働問題解決講座 /神戸

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弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。

荒井勝喜・首相秘書官が、性的少数者(LGBT)や同性婚カップルについて「隣に住んでいたら嫌だ。見るのも嫌だ」などと発言したことが報道され、差別発言だと世間の非難にさらされています。

更迭されるとか・・


よく問題になるのは、自民党など保守系の政治家の差別発言です。
こういう発言が繰り返されるのは、心の底からの信念を持っているからでしょう。

また、こういう差別意思を持っている人は、LGBTだけではなく、他のマイノリティに対しても嫌悪感を持っているかもしれません。

私にとってはそこが不思議です。


ヨノナカは、色々な人がいます。

日本人もいれば外国人もいます。

いろいろ障がいを持っている人もいます。

経済的に大成した人もいれば、明日の食べものにも苦しい人もいます。

海外のMBAに留学する人もいれば、中卒の人もいます。

ヨノナカは多様性に満ちあふれています。

「見るのもイヤだ」などといって、それを実践していたら自分自身が周りの人との接点を減らすことにもなり、かえって生きにくいのではないでしょうか?

人を呪わば穴二つ、という格言もあります。

他者への寛容性は社会生活の第一歩だと、私は思っています。