遺書を書こうとして困った問題 | 弁護士の労働問題解決講座 /神戸

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弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。

入院手術することになったのを機に、遺書・遺言書を残そうか考えました。
(もっとも命に別状あるような手術でもないので、気楽に考えただけですが。)

法律家なので、自筆証書遺言書の作成などは簡単です。

家族に残す言葉、遺産、葬儀の仕方、それぞれ書いていきます。

実は、一番迷ったのが、いわゆるデジタル遺産です。

メールアドレス、仕事のパスワード、メーリングリスト、アカウント・・・
沢山あります。

これらは、性質上、日頃から本人以外に知らせるべきでない情報です。

こうしたデジタル情報だからこそ、本人が死んだときに大変問題になります。たとえばインターネットの契約が解除できないとか・・・

以前は目に見えるものが遺産でした。不動産屋預貯金通帳などで分かります。借金なども借用書や請求書というかたちで見ることができました。
しかし、アカウント情報やパスワードは、大事なものであるのに、目に見えません。

これを遺書などに書き残すというのは、かなり難しい問題です。

デジタル遺産を専門にする弁護士も登場していますが、ぜひ、皆さんも自分のパスワードを見直してみてください。


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