弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
3月8日は「国際女性デー」です。
国際女性デーは、国連が定めた記念日で、女性の地位向上の取り組みを行う日です。
男女平等などを実現するための取り組み強化の日になります。
由来は、労働問題と密接に関係しています。
1904年3月8日、ニューヨークで女性労働者が参政権を要求したデモを始めました。
これがもとになって、労働者や社会主義者が中心となって1910年に、3月8日を記念日とするよう提唱したことが、国政女性デーの始まりです。
世界最初の社会主義革命であるロシア革命は、3月8日の国際女性デーに女性労働者が始めたデモがきっかけに始まりました(世界史でいうところの二月革命です*)。
*注 当時のロシアは旧暦(ユリウス暦)だったので3月8日は、ユリウス暦2月23日
国連では現在、ジェンダー平等が主要なテーマとなっています。
労働の問題でいえば、日本ではいまだに、仕事と家事の両立、男女格差(パート中心、低賃金など)の是正がなされていません。
社会全体の意識の問題としては、つい最近の「女性は話が長い」という自民党長老の発言など時代錯誤が残っています。
ちなみに兵庫県弁護士会でも、この発言に抗議声明を出そうとしたところ、元自民党議員候補の弁護士による猛反対があったと聞いています。
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