労災認定されなかった場合の争い方のコツ | 弁護士の労働問題解決講座 /神戸

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弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
 
仕事や通勤途中のケガなどの場合、労災保険がつかえます。
会社所在地の労基署に労災請求をします。
 
労災認定されなかった場合(不支給決定)はどうしたらよいでしょうか?
労災認定されなかった場合「審査請求」をすることができます。
 
ただし、いったん労災認定されなかった以上、不支給決定を覆すためには、さらに資料をそろえることは、当たりまえです。
 
それに加えて、私が実践しているコツがあります。
 
それは、不支給決定をした労基署の担当者と面談することです。
 
不支給決定には理由が書いてないので、どこを審査請求のを争点とするか分かりません。
争点を明らかにして、資料を補強するためには、労基署の担当者から、なぜ不支給となったのか、具体的な理由を聞き出すことが大事です。
 
労基署の担当者が面談に応じないことはありません(少なくとも神戸ふきんでは)。
だから気軽に説明を受けに行けば良いのです。
 
審査請求=労基署の不支給決定を覆すためには専門知識が必要になります。
労災不認定になったらすぐに弁護士に相談することをお薦めします。