偽造がいっぱい | 弁護士の労働問題解決講座 /神戸

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淡路島に仕事で行ってきました。
眺めが良いので洲本港でお弁当を開いて食べていました。
 
弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
 
森友問題では、財務省が、国会提出文書の改ざんを指示したことが追及されています。
 
先週は、厚生労働省が、「働き方改革」の議論で使われた裁量労働制の労働時間のデータが間違っていたことを認めて、データそのものを撤回しました。
 
安倍首相は、データそのものの撤回を拒んでいました。
しかし、今回データを撤回したことで、偽造データを国会に提出したことを認めたことになります。
 
最近、政府の提出した資料は、偽造だらけです。
 
少し前も、防衛省が、南スーダンでの自衛隊日報を隠ぺいしていました。
日本の文書管理はどうなっているのでしょう。

さて、今はモリトモですが、
今後は、国会で「働き方改革」で残業代ゼロ法案が出てくる予定になっています。
 
しかし、偽造されたデータをもとに、国会の審議が行われてはなりません。
 
「働き方改革」はいったん撤回するべきです。
データの裏付けを取り直した後で、法案の修正・撤回をすることも大切です。
偽造データで、残業代がゼロになるなんて、あってはならない。