正社員との待遇格差を最高裁が初めて判断します。 | 弁護士の労働問題解決講座 /神戸

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弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
 
労働契約法20条は、有期雇用社員正社員との間の待遇に不合理な格差があることを禁止しています。
 
そのため、各地で裁判がたくさん起こされています。
有名な事件は、
・ ハマキョウレックス事件
・ 長澤運輸事件

です。
 
2つの事件は、いずれも最高裁判所(写真。最高裁webから)に係属しています。
 
最高裁は4月20、23日に弁論を開きます。
 
最高裁が具体的な判断を示して、高等裁判所の判決を見直す可能性があります。
待遇格差については、諸手当だけでなく、賃金・賞与の格差が特に問題となっています。
 
働き方改革でもテーマとなっている待遇格差。
安倍首相は、いつのまにか「同一労働同一賃金」を言わなくなりました。
 
だから、最高裁がどのような判断をするか注目したい。
 
 
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