(東京地裁webより)
弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
1月10日、東京地裁や東京高裁がある東京・霞ヶ関の合同庁舎のエレベーターが止まりました。
裁判所のサイトにもお知らせが出ています。
その理由は、エレベーターかごの周囲の空気にアスベストが含まれている可能性があったからだそうです。
アスベストは、繊維質のある鉱物の一種で、耐熱性があるので、建材、耐熱製品、水道管などに使われてきました。
ところがアスベストは重度の発がん物質でした。石綿肺、肺がん、中皮腫、びまん性胸膜肥厚などの病気になります。仕事場や家庭でアスベストの粉じんを吸い込んだために、死亡する人もたくさんいます。
そのため、アスベストの可能性がある場合は、慎重に検査する必要があります。
アスベスト工場で働いていて健康被害にあった労働者へ国が賠償金を支払う制度があることは、以前にブログにアップしています。詳しくは、関連記事を見て下さい。