弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
新聞で見かけたロシアの話です。
ロシアの航空会社(アエロフロート)が太ったCA(客室乗務員)を降格させたという事件がありました。
この事件で、モスクワ市裁判所は、降格処分と規定を違法と判断したそうです。
大柄な女性にタイトな制服を用意しておいて、それが着られなくなったから配置転換したとのこと。
明らかなハラスメントです。
今の日本ではこんな事件は考えられません。
しかし一昔前には、明らかな女性差別がたくさん残っていました。
女子早期定年、結婚退職制度など。
裁判などを通じてこういうのがなくなってきました。
どこの世界でも、ハラスメントをなくすには闘うことが必要なようです。