弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
つい最近、終わった事件の依頼者の方から、「親切な弁護士さんで良かった」と言われて、すこし恥ずかしかったです。
もともとご本人の主張が認められるか難しい事件でした。
裁判前に少しでも有利に解決できることを目指して、頻繁に打合せをしてがんばりました。
しかし、結局、裁判になってしまい、当初のご本人の言い分も通りませんでした。
残念な結果になってしまいました。
そんな中で、冒頭のように感謝されたので、恥ずかしかったのです。
打合せは念入りにするのは自分のこだわりです。有利なこと・不利なこと両方をきちんと聞く必要があるからです。
とくに、今回のは、別の弁護士が途中で辞めてしまった事件です。だから、さらに念入りな打合せをするのです。
結果、言い分は通らなかったけど、そこに至るまでのプロセスで、ご本人の言い分を聞いて、それを主張して、それでも負けたのだから仕方ない。
そういうふうに納得されたのでした。
そういうふうに納得されたのでした。
常に勝つとは限りません。しかし、それまでのプロセスで納得してもらえたのであれば、それはそれで弁護士冥利といえるかもしれません。
依頼されて良かったと思います。