こんにちは、弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。
今回は、労働問題ではなく、時事ネタです。
6月26日、所有者不明土地問題研究会が、長年相続登記されず所有者が分からない土地が全国の20.3%を占め、これは九州より広い410万ヘクタールにのぼるといいます。
そんなに多いかどうか分からないけれど、裁判所から依頼を受けて相続財産管理人をすることが多いので、放置された不動産が多いことを実感します。
裁判所から放置不動産の売却処理を依頼されることも多く、不動産の現況調査や売却交渉は速やかに進めています。
しかし、相続人がたくさんいて、不動産の価値もほとんどないような場合、協力的な方が少なく、相続・遺産分割の手続きの時間もお金もかかってしまい、ほとほと困ります。
特に問題なのは、登記に協力的でない方がいる場合です。印鑑登録証明書の入手ができれば素早くできるものも、ご本人の協力なしでは、本当に困ってしまいます。
同じ話は、相続人がいない「空き家」にもあります。
管理されていないと、アライグマや(関東ではハクビシン)が出てきたり、家が倒壊したり、いろいろ迷惑がかかります。
この前、私が管理をいらされている物件にアライグマが出ました。
だから、
・ 法務省は、もっと相続登記手続をかんたんにできるようにしてほしい
・ 相続人は、早めに不動産を処理したほうがよい
p.s
ハクビシンは、神戸ではあまり見かけません。
神戸の人は、何それ?って感じです。
ハクビシンは、神戸ではあまり見かけません。
神戸の人は、何それ?って感じです。
農家にとっては害獣です。くさいです。
以下のウィキペディア参照(上の写真もウィキペディア↑)
以下のウィキペディア参照(上の写真もウィキペディア↑)