議員秘書に学ぶ-パワハラ対策に録音録画が有効! | 弁護士の労働問題解決講座 /神戸

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こんにちは、弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。

 

国会議員の暴行・暴言もパワハラ

 

与党の国会議員が政策秘書に暴行・暴言を繰り返したというニュースが週刊誌やテレビで取り上げられました。

 

死ねば」などとののしるなど具体的な状況が報じられています。

 

一般論として、職場の上下関係の中で行われる暴行・暴言は、国会議員と秘書との関係でもパワハラにあたる。

 

録音・録画が役に立つ

 

それより、このニュースで注目したのは、暴行の様子が録音されていることです。

 

前にも書きました(http://ameblo.jp/bengoshihagita/entry-12283849545.html

 

いじめ・嫌がらせやパワハラは、その証拠をつかまないと、裁判でも、警察でも、簡単に相手にしてくれません。

 

証拠は大事です。

 

とくに具体的な状況がリアルに分かる、録音・録画は大事な証拠。

 

録音・録画は、自分を守る武器

 

ところで、同じ与党の国会議員が「男だったら、あんなのいっぱいいる」とか、むしろ「録音するのは何か意図がある」とかばったことも報じられました。あとで撤回したようですが…

 

パワハラする議員がたくさんいるかどうかはさておき、録音を非難するのは間違い。

 

ハラスメントを受けているなら、自分を守る手段を考えるのは当然。

 

録音・録画は悪いことではありません。

 

むしろ自分を守る手段です。