久々に書きます。春休みだし時間もあるのでできるだけわかりやすく、振り返りながら。
バレーボール大会を上々の成績で終え、ますます雰囲気の良くなっていくクラスター。朝、昼、晩と飯に行くのはみんな一緒だし、暇な夜には皆で体育館に行って卓球打ちに行ったり。夜中に外に出て星を見て優雅な気分に浸ったり。と暇ながら充実した生活を送っていた。
しかしそんな俺たちにもこれからたびたび登場する敵が現れる。いや、的と呼ぶには流石に語弊があるか。まあ寮母さんのことだ。まだ入寮して一カ月もたっていないというのに自分たちの使うラウンジは汚くなり始め、キッチンも少しづつカオス化していった。キッチンは自分が気を利かせ(感じでリーダー役だったから最初の頃は色々と気を使っていた)、週1で掃除をしていたが流石にラウンジのテーブルの片づけまでは手が回らず。気づけば二日に一回は寮母さんに「あんたたちここ汚いわよ。片付けなさい」といわれる始末であった。
別に汚いだけなら例年通りのはずだから目を付けられるはずがない。しかしある日の昼を境に、完全に目を付けられるようになってしまった。
さて、ある日のこと。ラウンジで数人で盛り上がっていたところ、気づけば腹が減る時間になっていた。しかしせっかく盛り上がっていたため、わざわざキッチンで…というのはめんどくさい。そこで、キッチンにあるIHコンロろラウンジに持ってきてお湯を沸かしてカップラーメンを食べよう、ということになった。
この時点では誰一人寮母に怒られるようなことをしているとは思っていない。延長コードを伸ばし、ラウンジのテーブルの中央にコンロを置き、やかんに水をセット。そして加熱のスイッチを入れた―
ピーーーー
いきなりラウンジのデスクトップ脇の機械から大音量が流れる。一体なんだ、とあたりを見ると二つあるデスクトップのうち片方のデスクトップの電源が落ちてるではないか。ブレーカーが落ちたということを認識して友達同士、冗談だろ、というまなざしで、とりあえずコンロのコンセントを抜いた。
するとまもなく寮母の登場である。あなたたち何したのと聞かれてもただコンロに電源を入れたとしか答えようがない。
寮母さんはとにかく「勝手にキッチンのもの動かしちゃダメだよー」とか「あんたたちまた迷惑かけてるじゃない」とか適当な言いがかりで色々言ってくる。流石にこっちもやれやれという感じ、寮母さんの面倒くささと男子寮のスペックの低さの二つにあきれていた。
さて機械から流れる大音量が止まったのはブレーカーが落ちてから30分後、事務の人が来てようやく事態が収拾した。勿論もうカップラーメンなど食べる気もなく、ラウンジのソファでケータイをいじりだし何事もなかったかのように生活した。
後日談になるが、これは他のクラスターにとってはいい見本だったようだ。他のクラスターも同じような流れになったことはやはりあるようで、俺らが失敗したおかげでまたブレーカーを落とさずに済んだ、という話を何度か聞いた。
しかしこの話は後々大問題となる男子寮と女子寮のスペック差問題の発端になるし、中々重大な出来事だったのではないかと、今になって思う。
次回はサークルの話。