就活が進んで面接が増えてくる中で、やはり田舎での全寮制の生活は話のネタになる。
昨日受けた面接でも寮生活については詳しく聞かれた。
特異な経験であるからであるだろう。
質問の中で「何で寮生活なんだと思う?」と聞かれた。
「集団生活の中で社会的マナーや協調性を養うのに適しているから」
と模範的なつまらない回答をしてしまったのだが、面接が終わってからはて寮生活で大事だったことは何だったのだろうか、改めて考えさせられた。
4月上旬、いきなり武道館から見知らぬ田舎の寒い町にとばされるのだから、それなりに集団生活の意義を考えないと、寮生活の意味がなくなるし、せっかくの特異の経験が台無しになってしまうと考えた。
僕の場合は寮生活の中で一番身についたことはリーダーシップだったのではないかな、と思ってる。
実際にこの事はESにも書いているし割と評価されることが多いのでこの考えは間違いないかな、と。
はっきり言って、高校生までの自分はとても人前で何かできる人間ではなかった。
自信はないし他人任せな部分も多かったから。
入寮して翌日、初めてクラスターの顔を見る。
明らかにチャラそうなやつもいたし、とても絡めなさそうなやつもいた。第一印象なんてそんなもんだと思う。
さて、クラスターの幹事を決めましょう、となったときに頭をフル回転させて、あいつがなったら静かな一年になりそうだな、とか壊れそうだな、とか勘が働いた。今思うとすごい無礼なことだが。
そして最低の状況を考え、自分のキャラクターを照らし合わせると、ここは自分がやった方が暮らしやすくなるのではないか、と閃いた。そしてなった。
実はクラスターの幹事を務めたのはこんな思考回路がとっさに働いたからだったりする。
今思えば正解だったみたいだけど。
そしてそれから一年間、「リーダーシップのある人間」として見られることになる。
さて、そこからギャップを埋めるのが至上課題だ。
先頭に立つ自信のない人間がどうやって信頼を得ようかと。
自分が出来るリーダーシップのすりあわせを日々の繰り返しの中で行った。
そしてその中でいろいろ経験した。
練習しまくってバレー大会は準優勝。
ワールドカップの観戦会。
キャンパス祭。
いろいろ企画していく中で行動で引っ張るのは難しいと感じた。
結局取り組めたのは周りを調律するという作業。
出しゃばりは出しゃばらせればいい。
ただ脱線しそうなところは締める。
静かなやつは静かなままで良い。
ただたまに話を振って参加させる。
これが調律だと思う。
人を良く見て、振る。
これが自分の形だと気付けたのは寮生活のおかげかな。
狭いキャンパスだし、先輩もいないから、なんでもできる。
そんな環境でなにもしないで一年過ごすのは非常にもったいないこと。
長いようで短い一年。寮生活という特異な環境の中で、何か一つでも良いから新しい能力を身につけるのはいかがでしょう。
実は寮生活にはそういった自分をのばすヒントが至る所に隠れてるというのがメリット、というのが考え直した結論でした。
四月から入学する人が見てるかわかりませんが、もし見てたら何でも良いです、一つこの一年間で変わったなということを作ってみたらどうでしょう。三年、あるいは五年後就活するときに大きな武器になってるかもしれませんよ。
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