就活中にふとスコアを見るとアッと驚くことがある。マリノスが負けたり、大宮が強かったり、シャルケが思わぬところで勝ち点を落としていたり。
しかしCLセミファイナルほど驚いたものはなかった。ドイツ対スペインという構図はドイツ勢がどちらも4点を取る展開。怪しい判定はいくつかあったとはいえ、この結果に驚いたサッカーファンは多いはずだ。
せっかく録画放送でバルサ対バイエルンをやっていたので、連休を利用してみることにした。完全に試合を支配したバイエルンとはどれほどのチームなのか、と。
さて各チームのスタメンは以下の通り。
Home:バイエルン
GK: 1 ノイアー
DF: 21 ラーム(c)
17 ボアテング
4 ダンテ
27 アラバ
MF: 8 ハビ・マルティネス
31 シュバインシュタイガー
10 ロッベン
7 リベリ
25 ミュラー
FW: 33 ゴメス
キーパーはノイアー。ディフェンスラインは右がラーム、左がアラバとベスト。センターはボアテングとダンテ。バトシュトバーがいたらボアテングの代わりになっていたのだろうか。よくわからんけど。中盤の底はシュバインシュタイガーとビルバオ時代にバルサにボコボコにやられ雪辱に燃えるハビ・マルティネス。右にロッベン、左にリベリとウィンガーを配置。トップ下にミュラー、トップにゴメス。ゲッツェの入団が決まり、クロースがけがで離脱中と考えればミュラーは結果を出しておきたいところ。トップは不在のマンジュキッチに代わってゴメスという布陣。
Away:バルセロナ
GK: 1 バルデス
DF: 2 ダニエル・アウベス
15 バルトラ
3 ピケ
18 ジョルディ・アルバ
MF: 16 ブスケッツ
6 チャビ・エルナンデス
8 イニエスタ
FW: 17 ペドロ・ロドリゲス
10 メッシ
9 アレクシス・サンチェス
キーパーは今シーズンで退団濃厚なバルデス。右からアウベス、バルトラ、ピケ、アルバ。バルトラは初めて聞いた。結果論だがモントーヤとかソング起用したほうがよかったんじゃないかな。ピケは坊主になってるしアルバの一発屋感はどうもね。中盤はおなじみ、ブスケッツ、チャビ、イニエスタ。前線は怪我明けというかもはや怪我中なのではと疑われるメッシ、ダイバーのサンチェスとペドロ。びじゃのスタメンも見たかったけど。
前半1-0、後半3-0のトータル4-0で試合終了だったわけですが、いくつか怪しい判定もありましたし、カンプノウじゃどうせPKいくつかもらえるからバルサは心配すんなよって話で。しかしバイエルンのハードワークは素晴らしかった。ノイアーの出番もそう多くなかったですしね。この試合のキーをいくつか挙げたいと思います。
・8 to 8
対バルサ戦となると、どのような対策を立てるかは毎回話題となります。んじゃハインケスさんは何やったのよという話になるわけで、タイトル通り8番と8番をマッチアップさせました。つまりハビ・マルティネスの仕事がイニエスタ封じになるわけです。んでとにかく相手にボールを回させるラインを下げさせた。35メートル以上は入ってくんな、追っかけてくぞ、という感じで。前線からのハイプレスであればワンタッチでその網を抜けることも可能なわけですが、そういうわけにもいかないので、いつもより低いラインで組み立てを強いられたバルサは思った以上にうまくいかなかったわけです。それが続くと前線の三人が必然的にボールを触りたくて下がってきちゃうわけで。そのタイミングでサイドに振られても結局中がいないからまたボールを下げてやり直し、といういかにも悪い循環でバルサのボール回しは続いたわけです。
・高さで制す
先制点と二点目がそうでしたが、とりあえずバルサで長身の選手がピケとブスケッツしかいないからそこを突いちゃおうという話になってきます。先制点はダンテとアウベスの競り合い、二点目もファーで折り返してゴメスが押し込む、という形で。バルサの弱点を的確に突けるバイエルンも流石ですよね。
・判定
バルサファンは一点目はアウベスが押さえつけられている、二点目はゴメスがオフサイドだ、三点目はミュラーがオブストラクションだ、と文句言いたい放題でしょう。しかし微妙なアウベスとバルトラのハンドが見逃され、ピケの明らかなハンドまで見逃してもらったことを考えると、あまり文句のいえない状況なのではないでしょうか。バイエルン側からすれば、どうせカンプノウジャおかしなことが起こり得るだろ、だからちょっとぐらいいいじゃないか、かもしれません。
とにかくバイエルンはバルサの中盤を完全に抑え込みましたし、セカンドレグで劇的に変化するとは考えられません。ましてや今のバイエルンが4失点する姿も。しかし昨シーズンのトーレスのように、カンプノウではいつもドラマが生まれます。それが大差であろうが逆転であろうが。明後日が楽しみですね。
では。