*前回の記事のOD (起立性調節障害)の医療機関の紹介で
田中大介先生(昭和大学病院小児科、戸塚共立おとキッズクリニック)が抜けていました。申し訳ありません。
2020 年になりました。
今年もよろしくお願いします。
今年も皆さんに幸あれと祈っております。
さて、前回のブログでは、ありがたいことに思いがけず反響がありました。
大勢の方が、私の記事のリブログをしてくださったり、
Twitter で、リツイートしてくださいました。
嬉しいです。ありがとうございました
おひとりおひとりに返信やコメントができたら良かったのですが
時間がとれずに申し訳ありません。
反響があったということは、
インターネット上にある嘘の医療情報や
病気を治す効果があると謳う商品や、施術、マッサージなどに対し、
多くの方が、少なからず問題だと感じておられるのだなと思いました。
病院に通院する以外に、
病気が治るという情報はたくさんあって、
それぞれの記事やブログを読んでいると、それなりの説得力があり
もしかしたら病気が治るかもしれないと信じたくなります。
(OD ビジネス業者は、私たちの不安感や恐怖心を煽るのが得意なのです)
そんな惑わしを受けると、
自分の心は、あっちに揺れ、こっちに揺れます。
主治医の言うことを信じるか、
ネットでブログや広告を出している者を信じるか
そんなことを考えている間は、心がとても苦しくつらいものです。
ですが、
病気に関する正しい情報は、
その病気を専門とする医師のところに多くありますし、
エビデンスがある医療は、保険(3 割の医療負担でしょうか?)が
使えるのです。
そして、OD(起立性調節障害)は、
正しい情報を得て、お子さん自身が
日常生活上の工夫を実践することで
体調を悪化させずに過ごすことができます。
正しい医療情報は、OD 専門医が書いた書籍を読んだり、
日本小児心身医学会のホームページや
岡山県が出している起立性調節障害(OD)対応ガイドラインなどからもゲットできます。
https://www.pref.okayama.jp/page/604493.html
子どもが使うテキストを見ていたら
『諸行無常』という言葉がありました。
子どもに意味知っとん?と聞くと、知らん、と。
昔、源平合戦があった香川県に住んでいながら、
平家物語の一説も知らんのかい、と少々残念になりました。
お釈迦様は、『諸行無常』を、
物事は常にうつろいゆくもの、
川の流れのように留まることなく常に動く、
だから、「いつまでも変わらない」ことにこだわりすぎる人々の心が
「苦しみ」を生むと言いました。
確かに、平家物語にあるように、
当時、繁栄を極めた平家であっても滅びました。
現代に置き換えるとしたら、
成績トップが永遠には続かないとか
何百年も続く会社はありえないとか、
今の人間関係が永遠に続くとはいえない、
時の政権がずっと続かない
などと言えるかもしれないと思います。
同じように、病気や体調に置き換えると、
これも永遠に病気や、悪い体調が続くとは考えにくいと思います。
だって、体の中では、毎日、細胞は作られているし、
生活習慣を変える工夫をしようと思えばできるし、
第一、治す力や復元力が人間には備わっているのです。
諸行無常=永遠には状況が続かない=悪いことも永遠には続かないともいえるのです。
だから、物事を深刻に考えたら苦しくなるから、
考えることをやめて時の流れに身を任せてみるというのも悩みの解決のひとつだと思うのです。
今年は、仕事などで私が経験した不思議な事や、神秘的なことなども
書いていけたらなと思います。
もちろん、OD (起立性調節障害)に関することも書いていきたいと思いますので今後ともよろしくお願いします。
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