こんにちは。
東京 新宿・中野の石けん教室 しゅわしゅわしゃぼんの会の YUKI です。

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先日ご案内したソーダ灰対策講座

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以前は、毎月のように大好きな八ヶ岳に行っていましたが、

ここのところご無沙汰です。
 
新型コロナウイルス感染症は、
登山にも大きな影響を及ぼしました。
 
富士山は登山道が閉鎖され、山小屋も今年は休業。
海外からの客は来ないでしょうし、
消毒したり、密を防ぐために客を減らしたり
更に登山道の整備、様々な負担を考えると致し方ないのかもしれません。
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(2018年 富士山吉田口)
 
北アルプスでは、本格的な再開は、7月中旬頃からという山小屋が多いようです。
通常はゴールデンウィーク辺りから営業しています。
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(2019年 燕山荘から槍ヶ岳と奥黒部の山々)
 
山小屋も、沢山の感染症対策を行い、情報を発信してくださっています。
 
全部ではありませんが、とある山小屋の対策の一環として、
【手洗いに石けんを置きます】と書かれていたのをみて
本当に山も変わるんだ、と胸に迫るものがありました。
(石けんを作っているから意識してしまうのかもしれません)
 
新型コロナウイルス対策として、石けんで手を洗うことが推奨されています。
 
しかしこれまでは、山では石けんは使えませんでした。歯磨き粉もNG。
(高尾山のようによく整備された山を除く)
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(2019年 常念小屋)
 
もし、石けんが混じった排水が川に流れた場合、
川の中の微生物が酸素を使って、石けんを水と二酸化炭素に分解します。
分解しきれないほど大量に流れてしまった場合は、川が汚染されてしまいます。
 
私の好きな山では、浄化装置がある山小屋が多いのですが、
多くは微生物の力で分解するバイオ系。
 
どちらにしても、石けんや歯磨き粉が含まれた水が流れ込むと、
微生物、ひいては環境への負担になるため、
これまでは使用が禁止されていました。
 

これから山で石けんを使ったら、どうなるのだろう。
 
ただ、山に泊まる登山者は少なくなっているので、
(山小屋も宿泊客を大幅に減らしています)
以前より、微生物への負担は減っているのかもしれません。
詳しい方がいらっしゃったら、ご教授頂けたら嬉しいです。
 
 

昔、山で出たゴミは山に埋める、という時代がありました。
(昔の登山の本で、埋めることが推奨されているのを読みました)
今はゴミは持ち帰るのが当たり前。180度変化しました。
 
感染対策のために山で石けんを使うのも、一つの変化。
 
人が登らなくなってしまったら、
山道は荒れ、山小屋もなくなってしまう。
山にあるものだけでなく、登山口で営業する店や、アウトドア産業にも影響を与え、
一度なくなったものは、なかなかもとには戻れない。
 
変化を受け入れ生きること。
 
コロナとともに生きる、ということが
重みを持って伝わってきた山小屋の対策でした。
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