こんにちは。
口話と手話で楽しむ石けん教室しゅわしゅわ しゃぼんの会
(一社)ハンドメイド石けん協会認定シニアソーパーの YUKI です。
 
 
私が初めて石けんを作った時の型は、
牛乳パックでした。おそらく定番ですよね!
 
手に入りやすい優秀アイテムですが、
型出しの時に、底の方の石けんがベトベトして、面倒くさいので、
2回目からはアクリルモールドを購入しました。
 
↓牛乳パックに石けんを持っていかれた図。。
 
 
少し前に、1つのオイルだけで石けんを作る実験をしたことがあります。
10種類以上のオイルを用意して、
それぞれ1つのオイルだけで石鹸を作ったことで
それぞれのオイルの性質や特徴、お肌に合う合わないなどの違いが見えてきました。
 
型離れの良さもオイルによって全く違います。
ソフトオイルだったらどれも一緒ではないの?と予想していましたが、結果は大違い。
例えば・・・。
こちらの石けんは、ひまわりオイル100%。
型入れ2カ月後です。2ヶ月経っても底がベトベト(;^_^A
※この記事に出てくる石けんは全て水分28%、鹸化率90%、
 全てトレースが出てから型入れしています。
 
こちらはオリーブオイル100%の石けん。
型入れ2日後に、とても綺麗にはがれました。
底の×印がクッキリ綺麗!(*´▽`*)
 
牛乳パック型で、型入れから型出しまでにかかった日数
(全てオイル1種類だけで作った石鹸)

 

こんな結果になりました!

 

いかがでしたでしょうか?

 

オリーブやスイートアーモンドがこんなに早いなんて、少し意外!

 

石鹸づくりは、複数のオイルを

バランス良く配合するとよりよい石けんを作ることができます。

 

牛乳パック型でアボカド、こめ、ひまわり等のオイルを使う時は

硬さに貢献するオイルも多めに配合すると

型出しがしやすくなりそうですね。


 

また、いつまでも柔らかい石鹸ができたときは、

作った石鹸を粘土状にこねてまるめたり、

他の石けんを作るときの飾りにするのも一つの楽しみですね。

 

私は、石鹸粘土を作る時は、米油を多めに配合しています。

 

上記のデータは、他にも水分量の違い、季節、

きちんとトレースが出てから型に入れたかどうか等で変わってきます。

 

石けん作りには、総合的な知識が欠かせないなとつくづく思います。

 

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