こんにちは。
立春も過ぎて暦の上では春ですが、
まだまだ冬は本番という空気ですね。
↑寒い中、下鴨神社には紅梅が咲いてました♪
受験シーズンも真っ只中、どうぞ温かくして休養も取ってご自愛くださいね!
先日電車に乗っていると背が高く手足のすらりと長い、
大学生くらいの綺麗な女の子が私の前に立ってはりました。
顔は女優の加藤あいちゃんに似ている美人さん。
でもスタイルがいいのにもったいなかったこと、それは
「スマホを見ている姿勢がずっと猫背だった」ということ。
現代人はスマートフォンの普及で姿勢が悪くなっていると言われています。
そして若い人は早い年齢でスマホがある生活が当たり前になっているので
特にその傾向があるようです。
なぜもったいないかというと、
姿勢が悪いとせっかくのスタイルが活かされないということはもちろんのこと、
姿勢が悪いと脳の働きが悪くなってしまうということです。
姿勢と脳って、あまり関係ないような気がしますよね?
姿勢がいい人はなんだかやる気に満ちている感じがして
勉強もできるという印象はありますが・・・
姿勢と気持ちももちろんつながっているのですが、
脳の仕組みから見てみると、
脳が消費する酸素の量は体全体の2割。
脳が消費する血液の量は体全体の2割です。
脳は何をエネルギーに活動しているかというと、ブドウ糖と酸素。
猫背になると頭の重みで首の血管が狭くなり、通過できる血液量が減って
脳に届く酸素やブドウ糖の量が減ります。
ということは、血液と酸素が流れてくる量が少ないと、
脳に流れてくる酸素とブドウ糖が少なくなりエネルギー不足に陥ります(>_<)
そして背骨には自律神経が走っています。
背骨が曲がると自律神経のバランスが崩れてしまい、
交感神経が優位になって、イライラしてリラックスできなくなり、
結果、勉強や仕事の集中力が保てなくなってしまう・・・・
こう見ていくと、姿勢が脳や体や心に及ぼす影響も食べ物と同じくらい甚大ですね(>_<)
関係ないけど、ミーアキャットって姿勢いいなといつも感心します(^^)
たかが姿勢、されど姿勢。
姿勢を正すだけで脳にエネルギーが流れて活性化してくのなら、
これを実践しない手はありませんよね!
では、どうすれば姿勢が良くなるのでしょうか?
ローマは1日にしてならず、ではありませんが、
良い姿勢も1日にしてならず。
やはり日々の積み重ね、としか言いようがありません。
首の上にバランスよく頭を乗せるようにし、
胸を軽く張って肩甲骨同士をくっつけるようにして
背筋を伸ばし、腰骨を立てて、というように
1日のうちで姿勢を正す時間を増やしていき、
良い姿勢の形を繰り返し筋肉に記憶してもらうことです。
まさに形状記憶。
最初はすぐに元の猫背に戻ってしまうかもしれません。
ですが、回数を重ねれば必ず体は覚えてくれます。
その時は脳の活性化はもちろんのこと、
かっこいい立ち居振る舞いと、
基礎代謝のアップと、穏やかなメンタルという
嬉しいオプションもいっぱい♪
毎日の生活の中で姿勢を見直す時間をご家族でお取りいただくのはいかかでしょうか?
このような、脳と体の使い方についても
2/19(日)開催の“医師直伝!脳を育てる解剖生理学と栄養学セミナー”の中では
より専門的に実践的にお伝えいたします(^^)
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