こんにちは。
今朝は特に冷え込みましたね。
インド料理やタイ料理に使うカレーリーフの木やコブミカンの木を
そろそろ室内に入れる季節がやってきました。
さて、勉強法コンサルティングでは、
その方に合った具体的な勉強の仕方をお伝えしているのですが、
大人であっても子どもであっても、必ずお約束いただいていることがあります。
それは、
「入試や資格試験が終わるまでは、
無理かもとかできないとかダメだとか
そういう自分を陥れるような言葉を使わないでください。
そして親御さんもお子さんに対して
そういう言葉がけをしないでください。」
ということです。
なんだそんなことか、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、言葉の力を侮ることなかれ。
プラス思考が大事とはよく言います。
その通りだと思います。
ですが、よほど熟練した方でない限り、
目に見えない、形のとらえられない思考をプラスにするというのは
難しいのではないでしょうか。
ではどうしたらいいのでしょう?
とらえることのできる言葉を変えると手っ取り早いです。
単純な話、自分が発する言葉を一番聞いているのは
他でもない自分自身です。
脳というのは優れた検索エンジンなもので、
自分が発した言葉の根拠を見つけようと
発した言葉のとおりの状況を見つけ出します。
ということは、「自分はダメだ」と言えば
自分がダメだ、ということを証明するような出来事を
忠実に見つけてくれます。
私も大学入試のときに
「無理かもなあ。」とつぶやいているうちは
やることやっていてもなかなか芳しい成績は出ませんでした。
何かの本を読んでいたときに
「いい言葉は人生を作る」
といったことが書いてあって、
いいことはなんでもやってみたくなる単純な私は
その日から入試当日まで
「無理」とか「落ちるかも」とかいう言葉を自分に禁止しました。
最初はクセで言ってしまうのですが、意識するとクセが直されて
言葉が変わると次は気持ちも変わってきました。
よく、「自分が口にする言葉のとおりの人間になる」
と言ったような名言がありますが
脳の仕組みという観点からすると当然のことなんですね。
そして、それは他人に向けて言っている言葉であっても同じです。
脳は自分に言っていることと他人に言っていることの区別がありませんので
他人に向けて批判したりダメ出ししていることも
自分に向けて言っているのと同じと認識します。
なので、合格するその日までは
自分に対しても他人に対してもプラスの言葉を使うということを
自分と約束してくださいね、とお伝えしています(^^)