値段って。
11月に作品展が行われるという通知をもらいました。仕立てた服と、小物を、出展することができるということです。初心者かベテランかということどころか、障碍があるもなしも 、年少者か年長者か、男性か女性か、そんなことには関わりなく、作品を出したいなら出させてもらえるし、出すなら値段をつけて出す、ということです。そう言われて、はて、私の労働の対価って、いくらなんだろう? と、思ってしまいました。それは、わたしにとって、ちょっと重い問題提起です。機織りでは超初心者で、売り物になるようなものが織れているとは思えないのですが、今の仕事で貰っている給与と比べてみると、わたしという人間の労働の対価は、実にある種の絶対性と、ある種の相対性によって、決定されているということに、気づくのです。わたしが今回、私の作品につける値段は、(東京都の最低賃金850円×作業時間)+材料費、です。習熟度が上がったら、時給を上げて計算するでしょう。果たして売れるのでしょうか。市場価値という評価を、私は、貰い受けるのです。