5月5日は二十四節気「立夏」。過ごしやすい新緑の季節となりますが、梅雨の便りも聞こえてきます。
旅先の道の駅で摘果メロン「子メロン」を見つけました。この時期にのみ楽しめる貴重な恵。早速に浅漬けにしてみました。みずみずしい爽やかな食感です。
自宅近くの5坪菜園は、よもぎ(蓬・艾)の緑で覆われ、ビーツもベビーリーフ程度に少しづつ育っています。
■日々の薬膳
身近な食材で楽しめる薬膳料理の教室を主宰しています。
季節感のある実習メニューをご紹介しましょう。
おすすめは、おなじみ薬膳食材のクコの実をあえ物などの甘みに使うこと。彩りもきれいです。
よもぎはさっと塩ゆでにして冷凍保存します。使いたい時に刻んですり鉢で潰すように色出しし、草団子などおなじみよもぎスイーツに重宝です。
〈春の薬膳メニュー〉
*よもぎ蒸しパン……米粉と薄力粉半々でもっちり食感を出す
*ボルシチ風おかずスープ……栄養豊富なビーツの旨味を味わう
*焼きポテト よもぎ塩……「インカのめざめ」を使って
*クコの葉とクコの実の黒胡麻あえ……香り高い黒胡麻であえる
*杏仁芝麻ブラマンジェ……杏仁と白胡麻と生クリームの風味
*龍眼入り紅茶……熱々の紅茶にドライ龍眼の香りをプラス
〈本メニューの薬膳で使う食材の中医学的な特徴〉…………………………………………………………………………………………
■よもぎ(艾葉:ガイヨウ)
*キク科植物。漢方薬では止血薬に分類され、温経止血、散寒調経の効果がある。製パン・製菓・お茶に使う。沖縄のフーチバージューシーはよもぎ入り炊き込みご飯。
■クコ 枸杞(クコ)は実・葉・根の全てが生薬
◎クコの実(枸杞子)
*ナス科の落葉小木。漢方薬ではなつめと同様に補虚薬の分類に入り、補肝腎・明目・潤肺の効能がある。肝腎不足による腰のだるさや視力減退などに用いる。ドライフルーツとしておつまみやお菓子材料に用いる。ホワイトリカーや焼酎に浸けて果実酒に。酢や植物油に滋養成分を抽出させた調味料に。別名:ゴジベリー
◎クコの葉(枸杞葉)
*若葉を炒め物やお浸し・クコご飯に。葉や茎を乾燥させて健康茶としても好まれる。
◎クコの根(地骨皮:ジコッピ)*漢方薬の熱冷ましや咳止めに用いる。薬用酒にも。
■龍眼 果肉は龍眼肉(リュウガンニク)
*漢方薬では補虚薬に属する。補益心脾、養血安神の効能がある。日本では冷凍や乾物、シロップ漬けの缶詰が輸入されている。ライチに似た味で殻の中の果肉を食する。
*別名をロンガン、桂圓(ケイエン)という。
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