2015年2月 阪九フェリー いずみに乗船してみた | ベンチの守護神の趣味日記

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皆さんおはようございます。

最近船旅にハマっている、ベンチの守護神です。
船旅と言っても中距離のフェリーばかりですが、船内でご飯を食べて、大浴場にのんびり使って、横になって寝られるというのは、夜行バスには出来ない船旅ならではの楽しみを覚えて以来、身体が船旅を求めるようになってしまいましたw

というわけで、今回はそんな中距離フェリーの一つである、阪九フェリー「いずみ」についての記事です。

まず簡単に紹介すると、阪九フェリーは大阪・泉大津~新門司航路と、神戸・六甲アイランド~新門司航路の2路線を運航している会社です。泉大津~新門司航路は往復ともに17:30発06:00着と早めな主にドライバーさん向けの便で、神戸六甲~新門司航路は18:30発07:00着(金曜のみ20:00発08:30着)と遅めで仕事終わりでも使いやすい便となっています。
そして、今回紹介する「いずみ」は、泉大津~新門司航路に2015年1月に就航したばかりの新しい船です。

新船には早いうちに乗っておきたかったので、就航1ヶ月も経たないうちに新門司→泉大津間で利用してみましたw

というわけで、やってきたのは新門司港ターミナル。小倉駅新幹線口と門司駅から船の時刻に合わせて無料シャトルバスが出ているので、車なしの人でも楽に来れるのは良いですよね。

乗船したのはこちらの船。





全長195メートル、総トン数15,897トン、定員643名と中距離フェリーとしては大きい船です。

続いては船内の写真でも。

船に入ると、3層吹き抜けのエントランスがまず目に入ります。

旅客フロアは5~7階にあり、乗船口のある5階には

売店も設置されています。

こちらは船内の案内図。ピクトグラムを使用したり、等級ごとに色分けしているので結構見やすかったです。


こちらはレストラン

カフェテリア方式となっています。
カフェテリア方針だと、頼みすぎてついつい食費が高くなってしまうんですよね(^^;)

続いては船室の案内を。

これまで阪九フェリーでは、特等・1等・2等指定(A・B)2等という分け方だったのですが、この「いずみ」では等級の分け方が変わり、ロイヤル・スイート・デラックス・スタンダードシングル・スタンダードという名称に変わりました。

ロイヤルは新しく作られた等級で、スイートが旧特等、デラックスは旧1等と旧2等指定、スタンダードシングルはいわゆるドライバーズルーム、スタンダードが旧2等となっています。

今回は旧2等指定Aシングルである、デラックスのシングルルームを利用してみました。

お部屋はこんな感じ

最上階にあたる7階にある窓なしのお部屋です。個室は全室カードキーを採用しており、雰囲気はビジネスホテルのようです。




デラックスシングルは机、テレビ、洗面所が備えつけてあります。また、タオル、歯ブラシ、浴衣、スリッパもあり2等指定Aよりもアメニティは充実していました。
もちろん全室コンセント付きです。
また、2等指定A時代よりも部屋面積が大きくなったので、多少荷物が多くても広々使えるのはよかったです。

荷物を置いたら、早速レストランへ。

こういう手書きのメニューボードも味があって良いですよね♪

レギュラーメニューの他にも

本船オリジナルメニューや期間限定メニューもありました。
料理の写真は容量の関係で上げられなかったので、今回は無しということでm(_ _)m

この日は朝から動いていたこともあり、食後すぐに就寝して、翌朝展望浴場へ。

「いずみ」には露天風呂が新たに設置されました。
写真はありませんが、夜明け前の陸の光を見ながら入る露天風呂というのも、味があってよかったです。

お風呂をあがったら、レストランで朝食。

朝食メニューも複数あるので、どれにするか悩みますねw

そして、食後のんびりしていたら定刻に泉大津港に到着。
泉大津港からは泉大津駅への無料シャトルバスと、なんばOCATへの有料シャトルバスがあるので、こちらもアクセスはよかったです。

今回新船に乗船してみて、うまく時代のニーズを取り入れているなと感じました。

カードキーやコンセントの設置もそうなのですが、個室やパブリックスペースではWi-Fiも使えたり、バリアフリー対応として船内エレベーターやバリアフリールームの設置をしていたりと最近需要のあるものは、しっかり取り入れており、それもあって快適に過ごすことができました。

4月に姉妹船の「ひびき」が就航するらしいので、そうしたらもう一度乗りたいですねw

それでは。