東京~大阪間の夜行バスはいくつの会社が参入しており、とてつもない数の夜行バスが走っております。
今回紹介する路線は、そんな東京~大阪間の夜行バスを乗り比べてみたいという、ふとした思いつきから始めた「東京~大阪間夜行バス乗り比べ」シリーズの一環として乗車したMKナイトシャトルです。
こちらの路線はMK観光バスが運行していましたが、9月末をもって運行終了してしまいました。そのため、この時はお別れ乗車も兼ねて乗車したわけです。
現在は運行していないことを予めご了承ください。
MKナイトシャトルは、廃止直前は神戸MK・三宮・梅田・京都~新宿・TDR間を2往復運行していて、1往復は横浜経由、1往復は南草津経由となっていました。
私は、南草津経由便のほうに乗車してみました。
乗車したのはこちらの車両
新宿駅西口で撮影
MK観光バス神戸営業所所属、神戸230う505 三菱ふそうエアロバスです。
車内はこんな感じ
4列トイレ無し、補助席付き仕様です。
縦は10列なので、足元は意外と広々しています。
座席はこんな感じ
センターアームレストの無い、普通の4列シートです。
MKナイトシャトルは、コンセントやアメニティを付けて他社との差別化を図っていました。
コンセントはこのように
前席背もたれの後ろ、着席した目の前にあります。
次にアメニティですが
スリッパ、アイマスク、空気枕などの持ち帰り可能なアメニティの他に、毛布とミニ枕が各座席に用意されていました。
個人的にはアメニティの充実ぶりには驚きました…
4列シートといえば、より安くを思考するお客さんが多いので、全くアメニティを付けない会社もあるなかで、ここまでやるとは、と思いました。
ここからは乗車記を。
始発である神戸MKからは私1人だけ乗車。
その後三宮で8人、梅田は0だったものの京都で5人、南草津で11人乗車し、計25人となかなかの乗車率。
廃止になるということでもっと空いているのかと思っていたのですが、けっこう乗ってるな、というイメージでした。
その後土山SA(00:42~01:10)で休憩をとった後に消灯。
深夜に休憩をとったらしいのですが、隣が居なかった事もあり熟睡してて気づかず…
翌朝の海老名SAでの開放休憩(05:35~06:00)まで寝ていました。
海老名SAで撮影
その後バスは定刻に新宿駅に到着。私はここで下車しました。
MKナイトシャトル乗車で思ったことは、付加価値の提案方法をうまくやっていれば…という事でしょうか?
せっかくいいアメニティや設備を用意してるのに、なんだかもったいないな、
そう思った一晩でした。
それでは。