ビスポーク・シューズの"仮縫い靴" とは | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

ビスポーク・シューズの"仮縫い靴" とは

 今週は仮縫い靴が仕上がった生徒さん2名キラキラ

 

 

 

 

 自分で作成した木型で作成した仮縫い靴、アッパーは自分でデザインしたもの。

 

 その仮靴が足にピッタリ!!!音譜音譜音譜 

 嬉しさひとしおですよね。

 

 外反母趾が酷くて、履ける靴がない。。。。悲しい  とおっしゃってたので、

 

 それも本当に嬉しい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 仮縫い靴とは、本番の靴を作る前に

 

 木型のフィッティングと靴のデザインをチェックする為の靴です。

 

 

 一応、私の工房では「仮縫い靴」を作成していますし、お教室でも全く同じように行っています。

 

 

 

 

 

 

 仮縫い靴で足が入らない等ガーン そういうことは無く、作った木型のまま靴を作っても良いのですが、

 

 木型というものは、靴を作って足を入れるまで、その木型がどのようなフィッティングなのかはわかりません。

 

 なので、木型が作り終わった時点では、それが良いものなのか否かはわからないという、不思議な代物ですガーン

 

 

 静止した状態での足を測った採寸表をもとに木型を作りますので、歩行の癖や、

 

 個人の体感によるゆるさキツさはわかりませんので、実際履いた時の繊細な感覚も把握する為の”仮縫い靴”でもあります。

 

 


 

 

 

 私が昔働いていたロンドンのジョンロブでは、仮縫いはしません。

 

 靴を作ってみて、不具合があった場合はその靴を修正して仕上げます。

 

 そして、その不具合だった部分を見て木型も修正しますので、

 

 1足目より2足目、2足目より3足目のフィッティングが良くなっていく。。。という謳い文句のようなものがあります。

 

 

 

 

 私が日本で20年前にビスポーク靴店を開業する際、まだ”ビスポーク・シューズ”という言葉を知る人もいない時代、

 

 当時30万円台で販売し出したのですが、金額を聞いて「靴の値段じゃない!」と怒鳴るような方もいたりして、

 

 そんな中で、3足目から足に合います。。。。なんて商売が成り立つとは思えなかったので、

 

 1足目から合うように、”仮縫い靴” という工程を入れてみました。

 

 

 

 

 

 なので、今では日本のビスポーク靴店では ”仮縫い靴”を作るのが当たり前のようになっておりますが、

 

 本場イギリスの方法ではなく、日本で日本なりのやり方で進化したものだと思います。

 

 

 

 イギリスでも”仮縫い靴”を作ることはたまにあります。

 

 どのような場合かというと、足に疾患をお持ちで足がかなり変形している際などはお作りしていました。

 

 そんな時は、木型作りも足の形を石膏でとって、それを見本に木型を削り出したりの大がかりで

 

 限界なきビスポーク・シューズの凄さを垣間見れたように思います。

 

 

 

 

 当教室では、「仮縫い靴」を作ることが当たり前になっていて、

 

 生徒さん達は「仮縫い靴」を作ることで、デザインや型紙のチェックもできるし、

 

 ミシンの練習にもなるし、仮縫いで失敗した際には「本縫いじゃなくてよかった〜!」照れ  

 

 と、本縫いの靴の完成度を上げる為に必要なワンステップになっています。

 

 

  

 

 ”短時間”を目指すのでなく、”質を上げる”ことを目指し

 

 ”簡単”を目指すので、”長く愛用”できることを目指し

 

 ”大量に生産”することを目指すのでなく、”少なくても良い”ものを目指す

 

 ビスポーク・シューズを作ることにとても役立っている”仮縫い靴”です。

 

 

 

 

 

 

いつも にこやかさん 本日も靴とサンダルの修理キラキラ



 

 

 

赤ちゃんが産まれる前に仕上げたい。。。頑張り屋さん↓キラキラ

 

 

 

 

 自分用を作って、とても履きやすいのでお母様の分も作成中キラキラ

 

 

 

 

もうすぐ仕上がりそうかな音譜 この靴が仕上がったらサンダル作ります音譜とのこと↓

 

 

 

 

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