「これ」 | ”Bench work study" Hand sewn welted製法の靴作り教室

「これ」

 今週のお教室も楽しく終了。

 

 サンダル完成した生徒さん。




 

こちらは「世界一履きやすいサンダル」と教室内で言われています!音譜

 

すごく履きやすくて、女性の生徒さん達は作った方多く

 

私も夏に愛用しておりますキラキラ

 

サンダルは冬に作り出すと、次の夏に履けますので

 

そろそろ作り時かも。。。。。

 




 それから、金曜夜の生徒さんから

イギリスのクリスマスケーキを頂きました✨

有難うございました🙇‍♀️



 懐かしい味にほっこり😊

嬉しかった✨✨


初体験の生徒さんも美味しい❗️と喜んでいましたが、ビジュアルも日本のクリスマスケーキとは全く違いますよね。


ズッシリと重く、長期保存出来るようにお酒もたっぷり👌



イギリスと言えば…

今週ロンドンへ旅立った生徒さんは無事に到着できるかな〜と、みんなでI君の無事を祈りつつ…

 

 





それから、今週のお教室は ”INSOLE 作り“ をしていた徒さんが多かったです。

 

丁寧に丁寧に…


 

初めての靴作り、初めてのインソール



隣同士でインソール


INSOLE(中底)作りは、靴作りの土台ですので、慎重に丁寧に、角度に気をつけたり、厚さを均等にしたり。。。

 



初心者の方もいきなりハードルの高いナイフ使いをしなくてはいけないので、生徒さん達がボソボソと

 

「苦行だ。。。。苦行だ。。。。」と言っているのが

 

本日も教室のあちこちから聞こえてきました。。。爆  笑

 

 

「苦のないところに楽はなし。」

 

 

「闇ない世界に光なし。」

 

 

「完璧に幸せな毎日しかなかったら、人生はどんなにつまらないだろう。。。。」

 

 

などと、生徒さん達が話しておりましたので、しょうがないから 

 

もっと苦行を楽しめるように、もっともっと厳しくやっていきますかね真顔 

 

 

 

AIが音楽作ったり、絵を描いたり出来ちゃう時代に

 

わざわざ

 

”面倒臭い” ことや ”ひたすらやり続けて少しづつ上達させる” とか ”頑張りだけじゃ上手くならない” こととかが

 

常な靴作り。

 

手先を駆使し、血豆を作ったり、切り傷できたりしながら

 

力を込めて、頭を捻って、生身の肉体が全身全霊で靴を作るって

 

今の時代だからこそ

 

とてつもなく崇高なことのように思えてきます。

 

 

誰も、何のために生きているとか知らないし、

歴史は何も真実を語らないし

完璧な正義も悪も無く

科学の進歩は加速し続け

宇宙は広がり続けている

 

そんなわけのわからない世界に生まれて

 

 

 

 「これ」をしている時は全てを忘れて心から楽しめる!打ち込める!ってものがあれば

 

それはその人にとって、とてつもなく純粋で正直で確かで

 

疑いのない まじりっけなしの



 ”美しいこと” 



苦行だとしても、面倒くさくても


 

「これ」があってよかった。 本当によかった。