靴のフィニッシング | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

靴のフィニッシング

 9月に入った途端に日が短くなってきましたね。

 

 夏の終わりの空気がして、今年存分に楽しんだ”スイカ”と”とうもろこし”ともそろそろお別れ。。。🍉🌽

 



 さて、先週のお教室は ”靴の出産ブーム”で、大忙しでしたが、

 



 本日も仕上がり間近の生徒さんが、トップ・ピースの切り回しや、

 






 ヒールとソールのサンド・ペーパーがけをしていたりしておりました。

 


 トップ・ピース をつけ終わると、一応 ”靴” の形になってホッとしますが照れ


 

 ここからが結構長い   ですショボーン

 

 

 どの位で”仕上がり”とするかは、生徒さん次第 真顔 なのですが。。。

 

 

 ヒールとソール&ウェルトの脇 は 

 

 ナイフで切り回しをした後、

 

 きやすりで面をなだらかにした後、

 

 ガラスの破片で面を滑らかにした後、

 

 耐水用サンド・ペーパーを荒さを3種類使用し、磨き上げますキラキラ

 



 革の側面に水をつけながら、このペーパー掛けをすることによって、

 



 革の繊維質を潰し、革が硬くなっていき耐久性が増し、耐水性も出て、艶も光も出てきますキラキラ

 



 「そこまでピカピカでなくても。。。」という生徒さんも時々おりますので、

面がある程度整ったところでこの作業を終了するもよし、

 



 やるからには、めちゃくちゃ輝かせたいメラメラ と 頑張るもよし。

 



 私はフォーマルな靴はひたすら光らせたい!と思って、サンド・ペーパー掛けの時は

”ほぼ瞑想状態” で 『無』 になって磨いておりますが、

 

 

 ひたすらやり続ければ良いというものでもなく、 

 

 昔、番手も6段階使用して、2000番手まで磨き続けたことがありましたが、

 

 やりすぎると、なんたることか ポーン 面が詰まりすぎてインクが革に入ってくれない。。。ガーン

 

 ということがありました。 

 

 頑張れば頑張っただけ、報われる。。。。ってことでもなく、

 

 ほどほどに”良い塩梅” というものがありますね。ニコニコ

 

 

 靴作りのフィニッシングの工程には、職人それぞれのこだわりがあると思いますので、

 

 今度じっくり、note の方で書きたいと思います。(noteもご無沙汰だし。。。。💦)

 



 

 ぶっちゃけ、フィニッシングについては、使用するインクを変えてみたり、

 



 手だけで仕上げたり、バフ機を使用したり、アイロン使ったり、擦る布を変えたり、ワックスを変えたり。。。。



 

 その靴その靴の雰囲気に合わせて変化させたり、新しい方法を考えついたらチャレンジしたり。。。。

 



 未だに毎回楽しんでいます。 また、楽しめ遊べる部分でもあります。 

 



 もうすぐ仕上がる! やり切った! という嬉しさを噛み締めながら、反省したり、改良点を考察したり

 


 色々な感情が湧いてくる工程でもありますものね。

 


 靴作りが終わってしまう淋しさも楽しみながら。。。。。

 


 カリフォルニア大学のアラン・コーエン教授によると、人間が抱く感情は2185種類あるそうですが、

 

 

 靴作りをしていると、1000種類くらいの感情は味わえるのではないかな〜と思う今日この頃。

 

 年を重ねるごとに、知らなかった色々な微妙な感情を知れるようになっているのですが、

 


 せっかく生まれたからには、2185種類の感情全てをコンプリートしてみたいな〜キメてる