ブラッツ:無いものは作りましょう
今日も湿度高めで、靴作りが苦行になりつつありますが![]()
生徒の皆さんは勤勉に本日のお教室も無事終了。
初めての木型作りで悪戦苦闘中の生徒さんや、
お友達の靴作りを頑張っている生徒さんや、
ヒールの積み上げ中で完成に近づいている方、
サイド・エラスティック・ブーツの釣り込みを始めた方、
Oxfordのクロージングを頑張っている方、ソールの蓋開けに緊張していた方。。。。。
お疲れ様でした![]()
私はオーダーのお仕事が一息つけて、昨日は髪の毛をバッサリ切ってもらったり、
この季節で一番の楽しみである『梅』の色々を満喫しました。
梅酒、梅味噌、梅シロップ、梅の蜂蜜漬け、梅の醤油漬け、梅干し。。。。と、一年分の”梅祭り”
10Kgの梅を使い切った!
食べれるようになるまで毎日様子を見るのも楽しみだし、梅の仄かな香りも好きだし、一粒一粒の形の違いも可愛いくて、
癒されます。
だるくて苦手な夏も『梅パワー』で乗り切っていきたいと思います💪
さて、今年の初めだったか「11mmのタックスが生産中止」とのことで、生徒さんや弟子達が「どうするんですか?!」と
少々パニクっておりましたが、
11mmタックス↓
どうもしないよ〜
頭使うだけよ。
「無いものは作りましょう」
お教室にはまだ在庫がありますが、今あるのが終わったら昔懐かしの”ブラッツ”を使用しましょう。
といっても、ブラッツは生産していないので ”ブラッツもどき” の作り方を 『レクチャータイム』でやりましょうね。
私がイギリスに居た頃は この”ブラッツ”を使用していました。日本に戻ってくる頃には生産中止になってましたが。。。
ブラッツ↓
材料は、常に同じものがある訳では無く、手に入らなくなったら新しいものを見つける。。。というのが常です。
なんか、転売ヤーからバカ高くなったものを買うなんて、ナンセンス。
時代と共に、材料や素材は常に変化してきましたし、それによって作り方も変わったり。。。
「変化は進化」だと思っているので、何かが生産中止になったら、新しいアイデア出させてくれてありがとう! くらいに思わなきゃね。
外から見たら変化無く見えても、ずーと同じ作り方をしている職人なんて多分いないんじゃ無いかな?
日々の勉強、日々の工夫が履き心地の進化を生み、仕事の喜びを生み、次の世代へ続く良い連鎖を生むのだと思います。
英国ビスポーク靴も200年ほどの間に、常に変化し続けています。
小さな小さな変化かもしれないけれど、常により良くなるように細かいところを進化させています。
100年ほど前は、ライニングの素材は高級麻でした。
以前、美術館に展示してある靴の修復のお仕事を頂いた時に、フィラーには古布を使用していたり、シャンクにスプーンの柄が使われていたり、なかなか面白く勉強になる中身でした。
「手に入るもので工夫する知恵」は職人必須の技術の一つでもあると思いますので、素晴らしいものが手に入ったら嬉しいですし、
手に入らなかったら 「どうしようかな〜?腕の見せどころだな!
」とワクワクします![]()
そんな職人のアイデアを今週はお教室でお見せいたしましょう〜。
といっても、超簡単なの思いついたので。。。。お楽しみに🎵

