イギリスから | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

イギリスから

 先ほど、イギリス・ノーザンプトンにあるJOHN LOBB PARIS で働いている黒木さんとfacetimeで話しました。

 

 すごく元気そうでした。工場も2ヶ月ほどストップしていたようですが、今は稼働して半分リモートワークで、半分は工場へ行ってサンプル作ったり、相変わらず忙しく新作作っているとの事。ヨーロッパは感染者数が日本に比べて多いのですが、日本は何で少ないんでしょうね?と不思議がっていて、「みんなマスクしてるからじゃない?」というと、「いやイギリスでも皆してますよ。しないと罰金」だそうです。

 

 

 今年はお教室での恒例の忘年会も自粛しようと思っているので、黒木さんの講座も残念ながら今年はできませんがしょぼん、お元気そうで何より。

 

 

 既製靴のJOHN LOBB PARISはエルメス傘下なのですが、現在フランスやイギリスでは労働者の給料の75%の給料を国が負担してくれているそうですが、国のお金は本当に困っている人に。。。とエルメス社は国の援助は受けず自社の社員には会社から100%給料の支給がされていて国へも多額の寄付金を出したそうで、本当になんてしっかりしている会社なんだろう。。。と羨ましい限りです。

 

 

 エルメス社の職人の育成の仕方や、職人へのリスペクトもヨーロッパで働く職人なら誰でも羨ましがりますが、職人がのびのび安心して日々ものづくりに没頭できる環境づくりがあるからこその、あのクヲリティーなのですよね。以前お教室に黒木さんがお越しになった際、エルメス本社のアトリエや屋上や美術品を置いてある部屋の映像を生徒と一緒に見せて頂きましたが、みんなで憧れのため息ついちゃいましたね。

 

 

 あのような環境は作ろうと思っても作れるものではないですが、”ものづくり”を突き詰めていくとあのような環境になるんだ〜と思うだけで、かなりワクワクします。

 

 

 黒木さんは最近地学にハマっているようで、学生の時に習った時より情報が更新されているから面白いですよ!と熱く語ってました。

 

 本当ね〜。私は学生時代は勉強って嫌いだったけれど、テストも受験もなく「教科」と思わなくなると歴史も物理も数学も俄然面白くなりますよね。

 

 この間、生徒さんとも「フェルマーの最終定理」の話をちょこっとしましたが(お勧め本! 何回も読み返していて好きすぎて2冊持っている)、数学の世界がこんなに面白いものだって知ってたら、学生時代もっと勉強したのにな〜とか思います。

 

 興味を持った時に、それに没頭できる環境を作るのもとっても大切だけれど、興味を持ってもらえるように環境を作るのも大切だな〜と思いました。お教室でもね、生徒さん達に靴作りの奥深さを楽しんで貰えるような環境づくりしていこう!とも思うし、自分がもっと没頭できるように色々変えていきたいな。