Filler と Shank
先週は体調を崩してお休みの方数名。。。季節の変わり目で気温の変化が激しいですものね。どうぞお大事に。
お教室では、プチ講座を行うと靴の細部について興味を持って頂けたり、生徒さん同士で靴の話に花が咲いたりして、ワイワイ楽しくなるので、なるべく長く続くように毎回題材探しています。深く広く靴作りのあれこれを掘っていきたいと思います。
今週は『Filler と Shank』について。
靴の中には外側からは見えない『芯材』類が色々と入っています。アッパー(甲革)の中には、月形(Stiffner)と呼ばれる踵部の芯、先芯(Toe Puff)と呼ばれるつま先の芯。月形と先芯の間を繋ぐサイドライニング。アイレットの表革と裏革の間に入っているFacingの芯。靴の耐久性を上げる為、形崩れを防ぐため、重要な役目を担っています。
アッパー(甲革)をつり込み、ウェルトを縫い付けた後、ソールをつける前に『Filler とShank』を入れます。色んな素材がそれぞれあり、その素材の特徴を説明しながらそれぞれの役割や、正しい入れ方などプチ講座で説明したいと思います。
今年も桜の花が咲き始めました。工房の窓から今年の桜を見ながら、しみじみ去年の桜。。。というか去年の春の事を思い出してみたり。。。毎年決まって訪れる事って良いですね。人生に変わらない事ってあまりない中で、安定の『桜』。尊いです。
それから、長年アシスタントとして働いてくれていたN君が工房を卒業します。自分の仕事が忙しくなり、軌道に乗せ頑張っています。忘年会で一番活躍して盛り上げてくれていたのでとても残念ですが、出発の門出を暖かい気持ちで応援しています。
長い間、支えてくれて助けてくれて本当にありがとう。お疲れさまでした。
今まで、色々なアシスタントが旅立っていきましたが、みんな地に足をつけて夢を叶えている。私も彼らに時々会うと立派になったな〜と誇らしい。永遠に続く事なんてない人生だから、色んな事があるけれど、夢に向かって進み続けている人はかっこいいし、素敵です。きっとN君も5年後10年後に益々素敵な人になっているでしょう。
さ、また久しぶりに一人で工房を切り盛り開始です!なんだか、やる気もムクムク出てきているし、やりたい事もまだまだ沢山!私も頑張るよ〜。
平成から新元号に変わるように、工房内も今年は色々変わるな〜。変革期を楽しもうっと。