靴作りに使うマシーン | ”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室

靴作りに使うマシーン

 先週、生徒さんが『ミシンを買いました!』と、とても嬉しそうに教えてくれたり、『ハンド漉き機を買おうと思ってて』と画像を見せてくれたり、『グラインダーが欲しい。。。』と言っていたり。

 

 一般家庭にはあるはずもないマシーン達(笑)

 

 いつか工房を持とう!と夢があったり、兎に角練習したい!とか、人それぞれだけれど、そんな話を聞いていると私もワクワクします。私は漉き機も使っていないし、グラインダーも昨年初めて手に入れたくらいで、マシーン系は『ポストミシン』を2台持ってただけ。イギリスで『漉き機』を使用するクローザー(製甲)はほとんどいなくて、私も手漉きで習ったし、大きな音がするものが苦手だし。。。って感じで使用しないままここまできた。

 

 ポストマシーンはイギリスに留学してカレッジに入って半年後くらいかな?に購入しました。たった2年の留学中にミシンを買うのもどうか?とは思いましたが、とにかく練習したかった。カレッジの先輩から購入し、また後輩に売れば良いか。。。と思っていましたが、結局は仕事場に運び入れてずーと使い続ける事になり結果オーライでした。

 

 家で靴を作るには、Handsewn welted製法の場合、ミシンがあれば家でも1足作れます。私の教室では底付けで機械を使わなくて、革を薄く『漉く』工程はナイフでやるし、ヒールなんかもグラインダーは使わず、きヤスリとサンドペーパーとガラスの破片で削ります。とっても昔ながらのやり方。

 

 イギリスの底付け職人はみんな『シューメーカーベンチ』という仕事机を持っているんだけれど、45cm×60cm程の机の上で、1足作り上げます。だから、そのくらいのスペースがあればOK。

 

 木型製作や型紙作り、製甲も行っても、4畳半で足りる感じかな。 4畳半で靴作り。。。なんか昭和な感じですね(笑)。

 

 最近、卓上の小さな漉き機が発売されて、生徒さん達も目を付けている人が数人おりましたが、私も物欲を刺激されています。グラインダーがだんだん使用頻度が増し、仕上げや細かい部分はやはり『手』の方が使い勝手が良いのですが、食わず嫌いが薄れてきて、色々取り入れてみようかなと。スペースの問題があり悩みどころですが、機械を扱うのにも修練が必要で、それがね凄く楽しい。

 

 今まで興味を持たなかった事に自分で驚きますが、ちょっと頭が柔らかくなってきたのか。。。。次の段階に進んでいるのか。。。ま、楽しいワクワクする方に進んでみようと思います。漉き機使ってみたいな。。。(笑)卓上より従来のものの方がデザインが好きなんだけれど。。。色々悩む。。。。